こんにちは、フクちゃんです。メルボルンカップは、オーストラリア・メルボルンのフレミントン競馬場で行われる芝3,200メートルのG1です。毎年11月の第1火曜日に行われ、オーストラリアでは「国中が止まるレース」と呼ばれるほどの大一番。2026年は11月3日(火・祝)で、JRAも馬券を発売します(JRAの発表より)。
日本の馬とも縁があります。2006年にデルタブルースが勝ち、同じ角居勝彦厩舎のポップロックが2着。2024年にはワープスピードが2着に入りました。このページでは、JRAの「日本馬海外遠征の記録」から日本調教馬のメルボルンカップ挑戦(2005〜2025年・延べ13頭)をすべて拾い、2006〜2025年の勝ち馬20頭と並べています。
並べてみて目立ったのは2つです。ひとつは海外の調教馬が20回で7勝していること。もうひとつは、その7勝が2020年までに集中していて、2021年からは5年続けてオーストラリアの調教馬が勝っていることです。

2026年 メルボルンカップの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 競走名 | メルボルンカップ(G1) |
| 開催日 | 2026年11月3日(火・祝) |
| 競馬場・コース | フレミントン競馬場(オーストラリア・メルボルン) 芝3,200メートル |
| 条件 | 3歳以上(牡・牝)・ハンデキャップ |
| 発走予定 | 日本時間13時00分(現地時間15時00分)※JRAの発表で、時刻は昨年の実績 |
| JRAの発売 | ネット投票(即PAT・A-PAT)、11月3日7時00分から発走2分前まで。単勝・複勝・馬連・ワイド・馬単・3連複・3連単 |
| 出走予定のJRA所属馬 | スティンガーグラス(牡5・栗東・友道康夫厩舎)※10月19日現在 |
| 過去20回の出走頭数 | 21〜24頭 |
| 2025年の勝ち馬 | ハーフユアーズ |
開催日・コース・発走予定・発売方法・出走予定馬はJRA「2026メルボルンカップ(G1)の馬券発売」(2026年10月19日)、出走頭数と勝ち馬はWikipediaの歴代優勝馬一覧(ビクトリアレーシングクラブの記録を出典とするもの)より。
日本時間の出し方は簡単です。11月のメルボルンは夏時間(UTC+11)なので、日本時間=現地時間−2時間。現地15時の発走なら日本は13時で、祝日の昼すぎにライブで見られる時間帯です。JRAの発売は独立プールで、オッズは日本国内だけの数字になります。現地オーストラリアの馬券や、ブックメーカーの固定オッズとは別物です。
ハンデキャップのG1であること
メルボルンカップを知るうえでいちばん大事なのは、負担重量を馬ごとに決めるハンデキャップ競走だという点です。日本のG1は定量や別定がほとんどで、強い馬ほど有利な条件で走れますが、このレースは実績のある馬ほど重い斤量を背負います。3,200メートルという長丁場で、出走馬は毎年20頭を超えます(2006〜2025年は21〜24頭)。
賭ける側から見ると、人気馬が抜けにくいかわりに、どの馬にもチャンスがあるように作られたレースだということです。勝ち馬の顔ぶれも、地元オーストラリアの長距離馬、ヨーロッパから遠征してくるステイヤー、日本馬が入り混じります。
日本調教馬の挑戦(2005〜2025年)
JRAの記録では、2005年から2025年までに延べ13頭の日本調教馬がメルボルンカップに出ています。1勝、2着2回で、3着以内は3回です。
| 年 | 馬名 | 性齢 | 調教師 | 騎手 | 着順 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2005 | アイポッパー | 牡5 | 清水出美 | 藤田伸二 | 12着 |
| 2006 | デルタブルース | 牡5 | 角居勝彦 | 岩田康誠 | 1着 |
| 2006 | ポップロック | 牡5 | 角居勝彦 | D.オリヴァー | 2着 |
| 2010 | トウカイトリック | 牡8 | 野中賢二 | 藤田伸二 | 12着 |
| 2014 | アドマイヤラクティ | 牡6 | 梅田智之 | Z.パートン | 22着 |
| 2015 | フェイムゲーム | 牡5 | 宗像義忠 | Z.パートン | 13着 |
| 2015 | ホッコーブレーヴ | 牡7 | 松永康利 | C.ウィリアムズ | 17着 |
| 2016 | カレンミロティック | せん8 | 平田修 | T.ベリー | 23着 |
| 2018 | チェスナットコート | 牡4 | 矢作芳人 | 川田将雅 | 14着 |
| 2019 | メールドグラース | 牡4 | 清水久詞 | D.レーン | 6着 |
| 2023 | ブレークアップ | 牡5 | 吉岡辰弥 | 松山弘平 | 16着 |
| 2024 | ワープスピード | 牡5 | 高木登 | 菅原明良 | 2着 |
| 2025 | シュヴァリエローズ | 牡7 | 清水久詞 | D.レーン | 23着 |
JRA「日本馬海外遠征の記録」(2000〜2025年)から、メルボルンカップの出走をすべて抜き出したもの。性齢はJRAの表記です。
2006年は角居厩舎の2頭が1・2着を独占し、日本調教馬として初めての優勝になりました。2019年のメールドグラースが6着、2024年のワープスピードが2着です。2026年はスティンガーグラスが出走を予定しています(10月19日現在、JRAの発表)。
過去20回の勝ち馬(2006〜2025年)
| 年 | 勝ち馬(JRA表記) | 原語 | 調教師 | 調教拠点 | 頭数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2006 | デルタブルース | Delta Blues | Katsuhiko Sumii | 日本 | 23頭 |
| 2007 | Efficient | Graeme Rogerson | オーストラリア | 21頭 | |
| 2008 | Viewed | Bart Cummings | オーストラリア | 22頭 | |
| 2009 | Shocking | Mark Kavanagh | オーストラリア | 23頭 | |
| 2010 | Americain | Alain de Royer-Dupré | フランス | 23頭 | |
| 2011 | Dunaden | Mikel Delzangles | フランス | 23頭 | |
| 2012 | Green Moon | Robert Hickmott | オーストラリア | 24頭 | |
| 2013 | Fiorente | Gai Waterhouse | オーストラリア | 24頭 | |
| 2014 | Protectionist | Andreas Wöhler | ドイツ | 22頭 | |
| 2015 | Prince of Penzance | Darren Weir | オーストラリア | 24頭 | |
| 2016 | Almandin | Robert Hickmott | オーストラリア | 24頭 | |
| 2017 | Rekindling | Joseph O’Brien | アイルランド | 23頭 | |
| 2018 | Cross Counter | Charlie Appleby | イギリス | 24頭 | |
| 2019 | Vow And Declare | Danny O’Brien | オーストラリア | 24頭 | |
| 2020 | Twilight Payment | Joseph O’Brien | アイルランド | 23頭 | |
| 2021 | ベリーエレガント | Verry Elleegant | Chris Waller | オーストラリア | 23頭 |
| 2022 | ゴールドトリップ | Gold Trip | Ciaron Maher & David Eustace | オーストラリア | 22頭 |
| 2023 | ウィズアウトアファイト | Without A Fight | Anthony & Sam Freedman | オーストラリア | 23頭 |
| 2024 | ナイツチョイス | Knight’s Choice | John Symons & Sheila Laxon | オーストラリア | 23頭 |
| 2025 | ハーフユアーズ | Half Yours | Tony & Calvin McEvoy | オーストラリア | 24頭 |
勝ち馬・調教師・頭数はWikipediaの歴代優勝馬一覧(出典はビクトリアレーシングクラブ)。2006年と2021〜2025年の勝ち馬はJRAの「海外の主要レース結果」「日本馬海外遠征の記録」と一致を確認し、カタカナ表記はJRAのものです。調教拠点は調教師の本拠地。
海外調教馬の7勝は、日本(2006年)、フランス(2010・2011年)、ドイツ(2014年)、アイルランド(2017・2020年)、イギリス(2018年)。2017年と2020年はどちらもアイルランドのジョセフ・オブライエン調教師です。いっぽう2021年からの5回はすべてオーストラリアの調教馬が勝っていて、勝ちタイムが過去20回でいちばん速かったのは2020年のTwilight Payment(3:17.34)でした。
ブックメーカーでメルボルンカップは扱われるのか
メルボルンカップはオーストラリアでいちばん有名なレースなので、海外の競馬を扱うブックメーカーでは、当日のカードとは別に前売り(アンテポスト)の欄で見かけることがあります。ただし、載るかどうか・いつから載るかは業者ごとに違い、前売りで賭けた馬が出走しなかった場合は返金されないのが基本です。ハンデ戦で出走馬が直前まで入れ替わるレースなので、この点は特に気をつけてください。
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海外のレースの追い方は海外競馬をブックメーカーで楽しむ、同じ週末のアメリカの祭典はブリーダーズカップ、12月の香港は香港競馬ガイド、オッズの基本はブックメーカーで競馬に賭ける方法にまとめています。
読むときの注意点
- 20回は20回ぶんの情報しかありません:海外調教馬が2021年から勝っていないことは、今年も勝てないという意味ではありません。
- 年齢は書いていません:南半球と北半球では馬の年齢の数え方が違い、同じ馬でも資料によって1歳ずれるためです(日本馬の性齢はJRAの表記)。
- 発走時刻は予定です:JRAの発表では昨年の実績で、変更されることがあります。
- 必勝法ではありません:公営競技の馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
- 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。
よくある質問
2026年のメルボルンカップはいつですか?
2026年11月3日(火・祝)に、オーストラリアのフレミントン競馬場の芝3,200メートルで行われます。JRAの発表では発走予定は日本時間13時00分(現地15時00分、昨年の実績による予定時刻)です。
メルボルンカップの馬券はJRAで買えますか?
JRAが発売します。ネット投票(即PAT・A-PAT)で、11月3日7時00分から発走2分前まで、単勝・複勝・馬連・ワイド・馬単・3連複・3連単の7種類です。競馬場やウインズでの発売はありません。独立プールなので、オッズは日本国内独自の数字になります。
日本馬はメルボルンカップを勝ったことがありますか?
あります。2006年にデルタブルース(角居勝彦厩舎、岩田康誠騎手)が日本調教馬として初めて勝ち、同じ厩舎のポップロックが2着でした。2005〜2025年に出走した日本調教馬は延べ13頭で、2024年のワープスピードも2着に入っています。
2026年のメルボルンカップに日本馬は出ますか?
JRAの発表(10月19日現在)では、スティンガーグラス(牡5・栗東・友道康夫厩舎)が出走を予定しています。
海外から遠征した馬は勝てますか?
2006〜2025年の20回では、海外調教馬が7勝しています(日本、フランス2回、ドイツ、アイルランド2回、イギリス)。ただし2021年からの5回は、すべてオーストラリアの調教馬が勝ちました。
なぜ人気馬が勝ちにくいと言われるのですか?
負担重量を馬ごとに決めるハンデキャップ競走で、実績のある馬ほど重い斤量を背負うからです。距離は3,200メートルと長く、出走頭数も2006〜2025年は21〜24頭と多くなります。
このページの数字はどこから取っていますか?
2026年の開催情報と日本調教馬の成績はJRA(「2026メルボルンカップ(G1)の馬券発売」「日本馬海外遠征の記録」「海外の主要レース結果」)、2006〜2025年の勝ち馬・調教師・出走頭数はWikipediaの歴代優勝馬一覧(ビクトリアレーシングクラブの記録が出典)から取り、JRAで確かめられる年は一致を確認しています。
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