こんにちは、フクちゃんです。エーデルワイス賞は、北海道の門別競馬場のダート1,200メートルで行われる2歳牝馬のダートグレード競走(JpnⅢ)。2歳の牝馬だけで争うダートグレードはこのレースしかありません。2026年は10月29日(木)に第29回が行われます。
門別の1,200メートルで行われるようになった2009〜2025年の17回・延べ252頭を、地方競馬情報サイトの競走成績表から読み取って数えました。いちばん目立ったのは、人気でも所属でもなく枠でした。
1〜4枠に入った延べ119頭は、3着以内が13回だけ。5〜8枠の133頭は38回です。人気の差を差し引いても、内枠の馬が3着以内に入る見込みは約21回で、実際はその6割ほどしかありませんでした。

2026年 エーデルワイス賞の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 競走名 | エーデルワイス賞(JpnⅢ) |
| 2026年の開催 | 10月29日(木)・第29回 |
| 競馬場・コース | 門別競馬場 ダート1,200メートル(右回り・外回り)、フルゲート16頭 |
| 出走資格 | サラブレッド系2歳牝馬 |
| 負担重量 | 定量 55kg |
| 1着賞金 | 2,000万円 |
| 出馬表(枠順)の発表 | 10月24日(土) |
| 過去17回の出走頭数 | 11〜16頭(延べ252頭) |
| 2025年の勝ち馬 | リュウノフライト(北海道・1番人気) |
2026年の開催日・コース・賞金・負担重量・発表日は地方競馬情報サイトのダートグレード競走特設サイト「エーデルワイス賞」より、それ以外は同サイトの競走成績表(2009〜2025年)より。
2023年から開催時期が10月下旬〜11月上旬に移ったため、このレースとJBC2歳優駿の両方に出ることはできなくなりました(地方競馬情報サイトより)。2歳牝馬が門別で走るダートグレードは、ここがひとつだけです。
2026年の選定馬(10月22日現在)
地方競馬情報サイトの発表では、出走予定の選定馬は14頭(北海道所属10頭・JRA所属4頭)。JRA所属の4頭には川田将雅騎手(ワールドエンジェル)、横山武史騎手(コンテミュール)、松山弘平騎手(カエリールークス)、荻野極騎手(ミカミッチー)が乗る予定です。枠順は10月24日(土)に発表されます。
| 馬名 | 性齢 | 所属 | 予定騎手 | 調教師 |
|---|---|---|---|---|
| イコロ | 牝2 | 北海道 | 未定 | 小野望 |
| エイシンスクルド | 牝2 | 北海道 | 宮内勇樹 | 村上正和 |
| エルダーフラワー | 牝2 | 北海道 | 松井伸也 | 田中淳司 |
| カエリールークス | 牝2 | JRA(栗東) | 松山弘平 | 佐藤悠太 |
| カズドリーム | 牝2 | 北海道 | 御神本訓史 | 田中淳司 |
| クィーンズファミリ | 牝2 | 北海道 | 阿部龍 | 米川昇 |
| クラプロスパー | 牝2 | 北海道 | 山本聡哉 | 村上正和 |
| コンテミュール | 牝2 | JRA(美浦) | 横山武史 | 村田一誠 |
| セルアウトクラウド | 牝2 | 北海道 | 落合玄太 | 佐々木国明 |
| ツリーオブライフ | 牝2 | 北海道 | 桑村真明 | 角川秀樹 |
| プレストジュピター | 牝2 | 北海道 | 岩橋勇二 | 川島洋人 |
| ミカミッチー | 牝2 | JRA(美浦) | 荻野極 | 田中勝春 |
| ミラクルヴェリテ | 牝2 | 北海道 | 石川倭 | 米川昇 |
| ワールドエンジェル | 牝2 | JRA(栗東) | 川田将雅 | 橋田宜長 |
地方競馬情報サイト「エーデルワイス賞」出走予定馬(10月22日現在)。50音順。騎手は予定で、変わることがあります。
枠順——外の枠が3着以内を占めてきた
枠ごとの3着以内率は、1枠3/26・2枠3/28・3枠5/32・4枠2/33に対して、5枠7/33・6枠13/34・7枠10/33・8枠8/33。勝ち馬17頭のうち1〜4枠は5頭で、12頭は5〜8枠から出ています。
「外枠の馬のほうが人気だっただけでは?」と考えて、人気ごとの3着以内率(地方の大きなダート重賞60回の実績)から、それぞれの馬が3着以内に入る見込みを足し上げました。1〜4枠の馬の見込みは約21回で、実際は13回。内枠の馬の平均人気は8.5番人気、外枠は7.5番人気と、人気の差は1番人気ぶんもありません。1番人気に限っても、1〜4枠に入った8頭は3着以内が3頭、5〜8枠の9頭は8頭でした。
偶然でこの差が出るかも確かめました。各レースの中で枠だけをでたらめに入れ替える試行を2万回くり返すと、内枠の3着以内が13回以下になったのは0.1%未満。前半8回(2009〜2016年)で8回、後半9回(2017〜2025年)で5回と、どちらの期間でも内枠は少なめです。
地方競馬情報サイトのコース紹介では、この1,200メートルは2コーナー奥のポケットからのスタートで、向正面を長く使えるため「枠による有利不利はさほどない」とされています。17回の数字はそれとは違う結果になりました。理由までは成績表からはわかりませんが、2歳の牝馬どうしで、内で包まれると立て直しにくいのかもしれません。枠順が出たら、まずどの馬が外を引いたかを見てみてください。
人気と配当
1番人気は17回で8勝(3着以内11回)。地方の大きなダート重賞の1番人気の勝率40%から計算した見込みは約6.8勝で、少し多いくらいです。1〜3番人気で11勝、5番人気以下の勝ちは4回。2022年は1番人気のスティールグレイスが競走を中止しています。
勝ち馬の単勝の中央値は300円。1,000円を超えたのは4回で、いちばん高かったのは2023年のモズミギカタアガリ(北海道・10番人気)の4,450円。この年は雨の重馬場で、4コーナー9番手からの差し切りでした。1番人気の単勝を毎年100円ずつ買った場合の回収率は85.3%です。
北海道所属馬とJRA所属馬
JRA所属馬は毎年4頭が出ていて、17回で延べ68頭・7勝。北海道所属馬は延べ179頭で10勝しています。3着以内の51席では北海道所属が33席、JRA所属が18席で、2009・2017・2019・2023年の4回は北海道所属馬が1〜3着を独占しました。1頭あたりの勝率はJRA所属が10%、北海道所属が6%です。
4コーナーの位置
勝ち馬17頭のうち12頭が4コーナーを4番手以内で回り、先頭で回った勝ち馬は6頭。4コーナー先頭の馬は延べ27頭で6勝・3着以内13回です。後ろから勝ったのは2021年スピーディキック(7番手)と2023年モズミギカタアガリ(9番手)の2頭でした。
勝ち馬のその後
2歳ダートの頂点、12月の全日本2歳優駿(JpnⅠ)には、ここの勝ち馬のうち2016年リエノテソーロと2024年ミリアッドラヴがそのまま勝っています。地方競馬情報サイトによると、2018年アークヴィグラスと2021年スピーディキックは南関東へ移ったあと、大晦日の東京2歳優駿牝馬も勝ちました。門別の2歳戦の流れはJBC2歳優駿と兵庫ジュニアグランプリのページにもまとめています。
過去17回の勝ち馬
| 年 | 回 | 勝ち馬 | 所属 | 人気 | 単勝 | 枠 | 4角 | 頭数 | 馬場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2009 | 第12回 | オノユウ | 北海道 | 1番人気 | 210円 | 7枠 | 2番手 | 14 | 良 |
| 2010 | 第13回 | リアライズノユメ | JRA | 7番人気 | 1,630円 | 7枠 | 3番手 | 16 | 稍重 |
| 2011 | 第14回 | シェアースマイル | JRA | 1番人気 | 180円 | 4枠 | 1番手 | 16 | 稍重 |
| 2012 | 第15回 | ハニーパイ | 北海道 | 5番人気 | 1,070円 | 6枠 | 4番手 | 14 | 稍重 |
| 2013 | 第16回 | フクノドリーム | JRA | 1番人気 | 150円 | 3枠 | 1番手 | 16 | 稍重 |
| 2014 | 第17回 | ウィッシュハピネス | JRA | 1番人気 | 240円 | 6枠 | 1番手 | 16 | 稍重 |
| 2015 | 第18回 | タイニーダンサー | 北海道 | 2番人気 | 300円 | 2枠 | 5番手 | 15 | 良 |
| 2016 | 第19回 | リエノテソーロ | JRA | 1番人気 | 170円 | 7枠 | 2番手 | 16 | 稍重 |
| 2017 | 第20回 | ストロングハート | 北海道 | 2番人気 | 340円 | 5枠 | 2番手 | 16 | 不良 |
| 2018 | 第21回 | アークヴィグラス | 北海道 | 4番人気 | 800円 | 8枠 | 1番手 | 16 | 稍重 |
| 2019 | 第22回 | コーラルツッキー | 北海道 | 7番人気 | 2,630円 | 8枠 | 5番手 | 15 | 重 |
| 2020 | 第23回 | ソロユニット | 北海道 | 1番人気 | 230円 | 6枠 | 1番手 | 15 | 重 |
| 2021 | 第24回 | スピーディキック | 北海道 | 3番人気 | 490円 | 6枠 | 7番手 | 14 | 重 |
| 2022 | 第25回 | マルカラピッド | JRA | 4番人気 | 940円 | 3枠 | 5番手 | 16 | 良 |
| 2023 | 第26回 | モズミギカタアガリ | 北海道 | 10番人気 | 4,450円 | 7枠 | 9番手 | 14 | 重 |
| 2024 | 第27回 | ミリアッドラヴ | JRA | 1番人気 | 140円 | 3枠 | 2番手 | 12 | 良 |
| 2025 | 第28回 | リュウノフライト | 北海道 | 1番人気 | 130円 | 6枠 | 1番手 | 11 | 稍重 |
地方競馬情報サイトの競走成績表より機械で読み取り。勝ち馬と頭数は17回すべてja.wikipediaの歴代優勝馬の表と一致。単勝は100円あたりの払戻金。
海外ブックメーカーで日本のダートGⅠは扱われるのか
日本の競馬そのものは扱われています。2026年9月22日に東京からの接続で日本語表示を確認したところ、1xBetの競馬欄には18開催・130レースが並んでいて、そのなかに日本の開催(中山・12レース)が入っていました。BetWinnerは同じ時刻に同じ18開催・同じ130レースを、同じ並びで出していました——この2社は同じ競馬配信を使っています。
当日のカードとは別に「競馬アンテポスト」という前売りの欄があり、この日は74件が立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、エーデルワイス賞が各社の画面に立つかどうかは、開催が近づいてから確認してくださいね。
👉 1xBetのレビュー / 1xBetの公式サイトへ
👉 BetWinnerのレビュー / BetWinnerの公式サイトへ
オッズの仕組みはブックメーカーで競馬に賭ける方法と海外競馬をブックメーカーで楽しむにまとめています。
読むときの注意点
- 17回は17回ぶんの情報しかありません:外枠が3着以内を多く占めたことは、次も外枠が来るという意味ではありません。
- 「所属」は馬の登録先です:JRA所属馬が強いという結果は、重賞に出てくるJRA勢がそもそも選ばれた馬だということも含んでいます。
- 前走や血統は見ていません:使ったのは競走成績表にある項目(人気・着順・コーナー通過順・配当・馬場・所属)だけです。
- 必勝法ではありません:公営競技の馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
- 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。
よくある質問
2026年のエーデルワイス賞はいつですか?
2026年10月29日(木)に、門別競馬場のダート1,200メートルで第29回が行われます。枠順は10月24日(土)に発表されます(地方競馬情報サイトのダートグレード競走特設サイトより)。
2026年のエーデルワイス賞にはどんな馬が出ますか?
10月22日現在の選定馬は14頭で、北海道所属が10頭、JRA所属が4頭です。JRA所属のワールドエンジェルには川田将雅騎手が乗る予定です。
エーデルワイス賞は外枠が有利ですか?
2009〜2025年の17回では、1〜4枠の延べ119頭が3着以内13回、5〜8枠の133頭が38回でした。人気から見込まれる内枠の3着以内は約21回で、人気の差だけでは説明できない差です。
エーデルワイス賞で1番人気は勝てますか?
17回で1番人気は8勝、3着以内は11回です。2024年・2025年は2年続けて1番人気が勝ちました。
北海道の馬とJRAの馬、どちらが勝っていますか?
17回で北海道所属が10勝、JRA所属が7勝です。JRA所属馬は毎年4頭が出走しています。
エーデルワイス賞とJBC2歳優駿の両方に出られますか?
2023年から開催時期が10月下旬〜11月上旬に移ったため、両方に出ることはできなくなりました(地方競馬情報サイトより)。
このページの数字はどこから取っていますか?
地方競馬情報サイトの競走成績表から、門別のダート1,200メートルで行われた2009〜2025年の17回・延べ252頭を読み取って集計しました。人気の基準は東京大賞典・帝王賞・JBCクラシックの60回、2026年の情報は同サイトのダートグレード競走特設サイトです。
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