こんにちは、フクちゃんです。アルゼンチン共和国杯は、東京競馬場の芝2,500メートルで行われる3歳以上のハンデ戦(GⅡ)。ジャパンカップや有馬記念へ向かう馬も出てくる、秋の長距離のハンデ重賞です。2026年は11月8日(日)に第64回が行われます(JRAの開催日程より)。このページでは2006〜2025年の20回・延べ330頭をJRAの重賞レース結果から数えています。
いちばんはっきりしていたのは位置取りです。4コーナーを3番手以内で回った馬は延べ60頭で9勝。人気で重みづけた「人気どおりなら」は3.2勝で、偶然で9勝以上になる確率は0.2%。このサイトで同じ作り方で数えた29レースのなかで、いちばん大きな偏りでした。反対に4コーナー10番手以下の延べ150頭は2勝(人気どおりなら7.3勝)です。ハンデ戦ですが、人気のほうは1〜3番人気で15勝(人気どおりなら13.9勝)と、ほぼ人気どおりでした。

アルゼンチン共和国杯の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 2026年の開催 | 2026年11月8日(日)(第64回) |
| 競馬場・コース | 東京競馬場 芝2,500メートル |
| 条件 | 3歳以上・ハンデ・GⅡ |
| 時期 | 毎年11月初め(2006〜2025年は11月3〜9日) |
| 出走頭数 | 12〜18頭(20回で延べ330頭) |
| 斤量(20回) | 48.0〜59.5kg |
| 馬場(20回) | 良19回・重1回 |
| 直近の勝ち馬 | 2025年11月9日(第63回)ミステリーウェイ |
2026年の開催日はJRAの開催日程(2026年11月)、それ以外はJRAの重賞レース結果より。
4コーナー3番手以内が20回で9勝
| 4コーナーの位置 | 延べ頭数 | 1着 | 人気どおりなら | 3着以内 | 人気どおりなら |
|---|---|---|---|---|---|
| 1〜3番手 | 60頭 | 9回 | 3.18回 | 14回 | 10.19回 |
| 4〜6番手 | 60頭 | 4回 | 4.08回 | 10回 | 11.42回 |
| 7〜9番手 | 60頭 | 5回 | 5.39回 | 20回 | 14.89回 |
| 10番手以下 | 150頭 | 2回 | 7.34回 | 17回 | 23.44回 |
「人気どおりなら」は2016〜2025年のJRA平地GⅠ238レース・延べ3,957頭で、各人気の馬が勝った(3着以内に入った)割合から計算しています。
4コーナー3番手以内から勝った9頭は、2007年のアドマイヤジュピタ(2番人気)、2009年のミヤビランベリ(11番人気)、2012年のルルーシュ(2番人気)、2015年のゴールドアクター(1番人気)、2019年のムイトオブリガード(2番人気)、2020年のオーソリティ(3番人気)、2021年のオーソリティ(1番人気)、2022年のブレークアップ(6番人気)、2025年のミステリーウェイ(9番人気)。そのうち2009年のミヤビランベリ(11番人気)と2025年のミステリーウェイ(9番人気)は、4コーナーを先頭で回ってそのまま押し切っています。東京の長い直線でも、前にいた馬が押し切る年が多かったということです。
ただし、4コーナーの位置はレースが終わってから決まるものです。勝ち馬はたいてい前にいるので、どのレースでも「前にいた馬」は人気どおりより多めに勝ちます。このサイトで数えたほかの28レースでも、4コーナー3番手以内の勝利は平均で人気どおりより1.0勝多く、16レースでプラスでした。アルゼンチン共和国杯の+5.8勝はそのなかでいちばん大きい数字ですが、29ものレースを比べればどれか1つがこのくらいになる確率は約5.8%あります。同じ9勝は菊花賞とスプリンターズステークスにもあります。「前に行ける馬を重く見る」根拠の1つ、くらいに読んでください。

いっぽうで、後ろから届いた年もあります。2024年のハヤヤッコ(10番人気)は4コーナー16番手から勝ち、単勝3,530円はこの20回でいちばんの高配当でした。
ハンデと人気
| 人気 | 延べ頭数 | 1着 | 人気どおりなら | 3着以内 | 人気どおりなら |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 20頭 | 6回 | 6.97回 | 12回 | 12.44回 |
| 2〜3番人気 | 40頭 | 9回 | 6.89回 | 22回 | 18.57回 |
| 4〜7番人気 | 80頭 | 2回 | 3.95回 | 17回 | 17.82回 |
| 8番人気以下 | 190頭 | 3回 | 2.18回 | 10回 | 11.12回 |
ハンデ戦ですが、人気は素直です。1番人気は6勝(人気どおりなら7.0勝)、3着以内12回(同12.4回)。単勝の中央値は485円で、GⅠ全体(485円)と同じでした。1,000円を超えたのは5回です。
斤量は20回で48.0〜59.5kg。いちばん重いハンデ(トップハンデ)を背負った馬は延べ28頭で5勝(人気どおりなら3.9勝)で、2009年のミヤビランベリ(57.5kg)、2010年のトーセンジョーダン(57.0kg)、2016年のシュヴァルグラン(58.0kg)、2021年のオーソリティ(57.5kg)、2024年のハヤヤッコ(58.5kg)が勝っています。重さ別では56〜57.5kgが延べ115頭で13勝(人気どおりなら9.9勝)といちばん多く、53.5kg以下の軽ハンデは70頭で1勝(同0.9勝)。勝ち馬の多くは56kg以上を背負った実績馬で、軽いハンデの馬が人気以上に勝っているわけではありません。
年齢・枠
年齢では4歳が延べ77頭で11勝(人気どおりなら8.8勝)と勝ち馬の半分以上を占め、5歳は98頭で2勝(同5.5勝)でした。3歳は出走8頭と少ないものの2勝しています。5つに分けて比べればどれか1つはこのくらいずれるので、年齢の差は「傾向」までです。枠別の勝利数は1枠から順に1・4・2・1・4・5・2・1で、目立った偏りはありません。
ここからジャパンカップへ
アルゼンチン共和国杯に出た馬を、同じ年のジャパンカップの出走表と馬名で突き合わせると、延べ26頭が出走して1勝・3着以内3回(本番の人気どおりなら0.6勝・2.6回)。勝ったのは2008年のスクリーンヒーローで、アルゼンチン共和国杯を勝ってジャパンカップでは9番人気でした。3着以内にはほかに2016年のシュヴァルグラン(3着・6番人気)、2021年のオーソリティ(2着・3番人気)。
過去20回の勝ち馬
| 年 | 回 | 勝ち馬 | 性齢 | 斤量 | 人気 | 4角 | 頭数 | 単勝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2006 | 第44回 | トウショウナイト | 牡5 | 57.5kg | 1番人気 | 5番手 | 14頭 | 410円 |
| 2007 | 第45回 | アドマイヤジュピタ | 牡4 | 54kg | 2番人気 | 3番手 | 18頭 | 510円 |
| 2008 | 第46回 | スクリーンヒーロー | 牡4 | 53kg | 3番人気 | 5番手 | 16頭 | 890円 |
| 2009 | 第47回 | ミヤビランベリ | 牡6 | 57.5kg | 11番人気 | 1番手 | 18頭 | 2,510円 |
| 2010 | 第48回 | トーセンジョーダン | 牡4 | 57kg | 1番人気 | 9番手 | 18頭 | 310円 |
| 2011 | 第49回 | トレイルブレイザー | 牡4 | 55kg | 3番人気 | 4番手 | 18頭 | 630円 |
| 2012 | 第50回 | ルルーシュ | 牡4 | 56kg | 2番人気 | 2番手 | 15頭 | 380円 |
| 2013 | 第51回 | アスカクリチャン | 牡6 | 56kg | 7番人気 | 9番手 | 18頭 | 1,270円 |
| 2014 | 第52回 | フェイムゲーム | 牡4 | 57kg | 2番人気 | 7番手 | 18頭 | 490円 |
| 2015 | 第53回 | ゴールドアクター | 牡4 | 56kg | 1番人気 | 3番手 | 18頭 | 210円 |
| 2016 | 第54回 | シュヴァルグラン | 牡4 | 58kg | 2番人気 | 7番手 | 15頭 | 390円 |
| 2017 | 第55回 | スワーヴリチャード | 牡3 | 56kg | 1番人気 | 7番手 | 16頭 | 200円 |
| 2018 | 第56回 | パフォーマプロミス | 牡6 | 56kg | 3番人気 | 6番手 | 12頭 | 480円 |
| 2019 | 第57回 | ムイトオブリガード | 牡5 | 56kg | 2番人気 | 3番手 | 13頭 | 480円 |
| 2020 | 第58回 | オーソリティ | 牡3 | 54kg | 3番人気 | 3番手 | 18頭 | 530円 |
| 2021 | 第59回 | オーソリティ | 牡4 | 57.5kg | 1番人気 | 3番手 | 15頭 | 300円 |
| 2022 | 第60回 | ブレークアップ | 牡4 | 54kg | 6番人気 | 3番手 | 18頭 | 1,770円 |
| 2023 | 第61回 | ゼッフィーロ | 牡4 | 57kg | 1番人気 | 15番手 | 18頭 | 240円 |
| 2024 | 第62回 | ハヤヤッコ | 牡8 | 58.5kg | 10番人気 | 16番手 | 16頭 | 3,530円 |
| 2025 | 第63回 | ミステリーウェイ | せん7 | 56kg | 9番人気 | 1番手 | 18頭 | 2,770円 |
JRA「重賞レース結果」より機械で読み取り。単勝は100円あたりの払戻金。
海外ブックメーカーで日本の重賞は扱われるのか
日本の競馬そのものは扱われています。2026年9月22日に東京からの接続で日本語表示を確認したところ、1xBetの競馬欄には18開催・130レースが並んでいて、そのなかに日本の開催(中山・12レース)が入っていました。BetWinnerは同じ時刻に同じ18開催・同じ130レースを、同じ並びで出していました——この2社は同じ競馬配信を使っています。当日のカードとは別に「競馬アンテポスト」という前売りの欄もあり、この日は74件が立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、アルゼンチン共和国杯が各社の画面に立つかどうかはレースの週に確認してくださいね。
👉 1xBetのレビュー / 1xBetの公式サイトへ
👉 BetWinnerのレビュー / BetWinnerの公式サイトへ
オッズの仕組みはブックメーカーで競馬に賭ける方法と海外競馬をブックメーカーで楽しむにまとめています。
読むときの注意点
- 4コーナーの位置は、レースが終わってからしかわかりません:前走までの走り方から「前に行けそうな馬」を見分けることはできますが、このページはそこまでは見ていません。
- 20回は多くありません:たくさんのレースや区切り方を比べれば、どこかでこのくらいの偏りは出ます。
- 必勝法ではありません:JRAの馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
- 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。
この先のジャパンカップと有馬記念、秋の前哨戦の毎日王冠と京都大賞典も、同じ作り方で数えてあります。GⅠはGⅠのデータ一覧からどうぞ。
よくある質問
2026年のアルゼンチン共和国杯はいつですか?
2026年11月8日(日)に東京競馬場の芝2,500メートルで第64回が行われます(JRAの開催日程より)。3歳以上のハンデGⅡです。
アルゼンチン共和国杯は逃げ・先行が有利ですか?
2006〜2025年の20回では、4コーナーを3番手以内で回った馬が延べ60頭で9勝しています(人気どおりなら3.2勝)。4コーナー10番手以下の延べ150頭は2勝でした。
アルゼンチン共和国杯は荒れますか?
ハンデ戦ですが、1〜3番人気で15勝しています(人気どおりなら13.9勝)。単勝の中央値は485円、1,000円を超えたのは5回で、最高は2024年のハヤヤッコ(10番人気)の3,530円でした。
トップハンデの馬は勝てますか?
いちばん重いハンデの馬は延べ28頭で5勝です(人気どおりなら3.9勝)。56〜57.5kgの馬が13勝といちばん多く勝っています。
海外ブックメーカーでアルゼンチン共和国杯に賭けられますか?
業者によります。2026年9月22日に東京からの接続で確認した時点では、1xBetとBetWinnerの競馬欄に日本の開催を含む18開催・130レースが並び、別枠の「競馬アンテポスト」に前売りが74件立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、レースの週に各社の画面で確認してください。利用できるかどうかは居住国・地域の法律によって異なります。
このページの数字はどこから取っていますか?
JRAが公開している重賞レース結果のアルゼンチン共和国杯2006〜2025年の20ページを機械で読み取り、延べ330頭を集計しました。人気別の基準値はJRAの成績データからGⅠ238レース・延べ3,957頭(2016〜2025年)を使っています。
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ベッティングは20歳以上・余剰資金の範囲で楽しみましょう。ギャンブルに関する法律は居住国・地域によって異なります。 | 最終更新:2026年9月27日











