こんにちは、フクちゃんです。東京ダービーは、大井競馬場のダート2,000メートル(外コース・右回り)で行われる3歳のダート戦です。2023年までは南関東(大井・船橋・川崎・浦和)の所属馬だけで争う地方競馬の重賞でしたが、2024年からはJpnⅠになり、JRAやほかの地区の馬も出られる「3歳ダート三冠」(羽田盃・東京ダービー・ジャパンダートクラシック)の2戦目になりました。1着賞金も5,000万円から1億円に上がっています(地方競馬全国協会の2022年6月20日のお知らせより)。
2026年は6月10日(水)に第72回が行われ、JRAのフィンガー(戸崎圭太騎手・2番人気)が4コーナーまで先頭のまま逃げ切りました。地方競馬情報サイトの競走成績表から2007〜2026年の20回・延べ310頭を読み取って数えると、このレースは2024年を境にまったく別の顔を持っていました。
南関東限定だった2023年までの17回は、勝ち馬の単勝の中央値が700円。単勝1,000円を超えた年が8回あり、8〜10番人気の勝ちが4回ありました。JpnⅠになってからの3回は、勝ち馬の単勝が170円・150円・280円。JRA所属馬は毎年16頭のうち4頭しか出ていないのに、3着以内の9つの席のうち8席をJRA所属馬が占めています。

東京ダービーの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 競走名 | 東京ダービー(JpnⅠ) |
| 競馬場・コース | 大井競馬場 ダート2,000メートル(外コース・右回り) |
| 出走資格 | 3歳(2024年からJRA・他地区の所属馬も出走可) |
| 出走頭数 | 2024〜2026年はJRA所属4頭・地方所属12頭の16頭立て |
| 負担重量 | 定量(2026年は牡馬57kg) |
| 1着賞金 | 1億円(2023年までは5,000万円) |
| 開催時期 | 6月上旬〜中旬の水曜日(2007〜2026年の20回すべて) |
| 2026年の勝ち馬 | 6月10日(第72回)フィンガー(JRA・2番人気・単勝280円) |
| 過去20回の出走頭数 | 14〜16頭(延べ310頭) |
格付けと賞金の変更は地方競馬全国協会のお知らせ「3歳ダート三冠競走を中心とした2・3歳馬競走の体系整備について」(2022年6月20日)、2026年の条件・賞金とそれ以外の数字は地方競馬情報サイトの競走成績表(2007〜2026年)より。
南関東限定だった2023年までの17回
1番人気は17回で5勝(3着以内は10回)、1番人気の単勝を毎年100円ずつ買った場合の回収率は57.1%でした。勝ち馬の人気は1番人気5頭・2番人気2頭・3番人気3頭・4番人気1頭・6番人気2頭と、ここまでは普通の大レースの並びです。違うのはその先で、8番人気より下から4頭が勝っています。
- ドリームスカイ(2008年・川崎所属):10番人気・単勝4,880円
- サイレントスタメン(2009年・川崎所属):8番人気・単勝3,310円
- ラッキープリンス(2015年・浦和所属):9番人気・単勝2,930円
- エメリミット(2020年・船橋所属):9番人気・単勝3,110円
同じ2007〜2023年のJRAの日本ダービーと比べると、1番人気の勝ちはどちらも5回でした。日本ダービーの7番人気より下の勝ちは2回、勝ち馬の単勝の中央値は560円で、差が出たのは人気薄の勝ちの数と配当の高さです。勝ち馬の所属は船橋6頭・大井5頭・川崎4頭・浦和2頭で、牝馬の勝ちは2011年のクラーベセクレタ(船橋)の1頭だけです。
JpnⅠになってからの3回——3着以内の9席のうち8席がJRA所属
2024年からは16頭のうち4頭がJRA所属馬で、残る12頭が地方所属馬です。3回とも1番人気はJRA所属馬で、勝ち馬は1番人気・1番人気・2番人気でした。地方所属馬でいちばん上の着順は、2024年がシンメデージー(高知)の4着、2025年がシーソーゲーム(大井)の3着、2026年がゴッドフェンサー(兵庫)の5着です。

2026年に2着だったJRAのシルバーレシオ(1番人気)は、10月7日のジャパンダートクラシックを勝っています(地方競馬情報サイトの競走成績より)。ただし、JpnⅠになってからはまだ3回だけで、傾向と言い切れる数ではありません。
4コーナーの位置
勝ち馬の4コーナー通過順位は平均4.0番手で、同じ出走馬から無作為に引き直した場合の8.14番手よりずっと前です。勝ち馬20頭のうち13頭が4コーナー3番手以内でした。後ろから届いたのは2008年ドリームスカイ(8番手)、2010年マカニビスティー(10番手)、2009年サイレントスタメンと2012年プレティオラス(ともに12番手)で、4頭とも2008〜2012年に集まっています。
4コーナーを先頭で回った延べ20頭は、6頭が勝ち、11頭が3着以内に残りました。2025年のナチュラルライズと2026年のフィンガーは、どちらも最初のコーナーから先頭のままの逃げ切りです。同じ大井の2,000メートルで行われる東京大賞典では、同じ数え方で4コーナー先頭の馬が20頭中3勝・8頭が3着以内でした。4コーナーの位置はレースが始まってから決まる数字で、前もってわかるのは「どの馬が前に行きそうか」までです。
戸崎圭太騎手の5勝
20回のうち5回は戸崎圭太騎手の勝ちです。大井所属だった2007年アンパサンド、2008年ドリームスカイ(10番人気)、2010年マカニビスティー、2011年クラーベセクレタの4勝に加えて、JRA所属として2026年にフィンガーで勝ちました。ほかに2回以上勝った騎手は、左海誠二騎手(2013年・2021年)、吉原寛人騎手(2014年・2016年)、本橋孝太騎手(2012年・2022年)です。
勝ち馬のその後
このサイトで数えている3歳以上のダートGⅠ・JpnⅠ(フェブラリーステークス・チャンピオンズカップ・東京大賞典・帝王賞・JBCクラシック・かしわ記念・南部杯)とジャパンダートクラシック(2023年まではジャパンダートダービー)で数えると、東京ダービーの勝ち馬20頭のうち、のちにこれらを勝ったのは2頭でした。2017年のヒガシウィルウィンと2023年のミックファイアで、どちらも同じ年のジャパンダートダービーを勝っています。
過去20回の勝ち馬
| 年 | 回 | 勝ち馬 | 所属 | 騎手 | 人気 | 単勝 | 4角 | 頭数 | 馬場 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2007 | 第53回 | アンパサンド | 川崎 | 戸崎圭太 | 3番人気 | 460円 | 3番手 | 16 | 良 |
| 2008 | 第54回 | ドリームスカイ | 川崎 | 戸崎圭太 | 10番人気 | 4,880円 | 8番手 | 16 | 不良 |
| 2009 | 第55回 | サイレントスタメン | 川崎 | 金子正彦 | 8番人気 | 3,310円 | 12番手 | 16 | 稍重 |
| 2010 | 第56回 | マカニビスティー | 大井 | 戸崎圭太 | 1番人気 | 180円 | 10番手 | 16 | 良 |
| 2011 | 第57回 | クラーベセクレタ | 船橋 | 戸崎圭太 | 1番人気 | 120円 | 2番手 | 16 | 良 |
| 2012 | 第58回 | プレティオラス | 大井 | 本橋孝太 | 6番人気 | 1,490円 | 12番手 | 16 | 良 |
| 2013 | 第59回 | インサイドザパーク | 船橋 | 左海誠二 | 4番人気 | 1,230円 | 6番手 | 14 | 良 |
| 2014 | 第60回 | ハッピースプリント | 大井 | 吉原寛人 | 1番人気 | 110円 | 3番手 | 15 | 良 |
| 2015 | 第61回 | ラッキープリンス | 浦和 | 今野忠成 | 9番人気 | 2,930円 | 4番手 | 16 | 稍重 |
| 2016 | 第62回 | バルダッサーレ | 大井 | 吉原寛人 | 3番人気 | 700円 | 1番手 | 14 | 良 |
| 2017 | 第63回 | ヒガシウィルウィン | 船橋 | 森泰斗 | 2番人気 | 370円 | 3番手 | 15 | 重 |
| 2018 | 第64回 | ハセノパイロ | 船橋 | 矢野貴之 | 2番人気 | 490円 | 2番手 | 16 | 重 |
| 2019 | 第65回 | ヒカリオーソ | 川崎 | 山崎誠士 | 3番人気 | 1,240円 | 1番手 | 16 | 良 |
| 2020 | 第66回 | エメリミット | 船橋 | 山口達弥 | 9番人気 | 3,110円 | 4番手 | 14 | 良 |
| 2021 | 第67回 | アランバローズ | 船橋 | 左海誠二 | 1番人気 | 410円 | 1番手 | 16 | 良 |
| 2022 | 第68回 | カイル | 浦和 | 本橋孝太 | 6番人気 | 1,180円 | 2番手 | 15 | 重 |
| 2023 | 第69回 | ミックファイア | 大井 | 御神本訓史 | 1番人気 | 150円 | 1番手 | 15 | 重 |
| 2024 | 第70回 | ラムジェット | JRA | 三浦皇成 | 1番人気 | 170円 | 3番手 | 16 | 稍重 |
| 2025 | 第71回 | ナチュラルライズ | JRA | 横山武史 | 1番人気 | 150円 | 1番手 | 16 | 不良 |
| 2026 | 第72回 | フィンガー | JRA | 戸崎圭太 | 2番人気 | 280円 | 1番手 | 16 | 重 |
地方競馬情報サイトの競走成績表より機械で読み取り。勝ち馬・人気・騎手は20回すべてja.wikipediaの歴代優勝馬の表と一致。単勝は100円あたりの払戻金。
海外ブックメーカーで日本のダートGⅠは扱われるのか
日本の競馬そのものは扱われています。2026年9月22日に東京からの接続で日本語表示を確認したところ、1xBetの競馬欄には18開催・130レースが並んでいて、そのなかに日本の開催(中山・12レース)が入っていました。BetWinnerは同じ時刻に同じ18開催・同じ130レースを、同じ並びで出していました——この2社は同じ競馬配信を使っています。
当日のカードとは別に「競馬アンテポスト」という前売りの欄があり、この日は74件が立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、東京ダービーが各社の画面に立つかどうかは、開催が近づいてから確認してくださいね。
👉 1xBetのレビュー / 1xBetの公式サイトへ
👉 BetWinnerのレビュー / BetWinnerの公式サイトへ
オッズの仕組みはブックメーカーで競馬に賭ける方法と海外競馬をブックメーカーで楽しむにまとめています。
読むときの注意点
- 20回は20回ぶんの情報しかありません:JpnⅠになってからの3回でJRA所属馬が3着以内の8席を占めたことは、次もそうなるという意味ではありません。
- 「所属」は馬の登録先です:JRA所属馬が強いという結果は、重賞に出てくるJRA勢がそもそも選ばれた馬だということも含んでいます。
- 前走や血統は見ていません:使ったのは競走成績表にある項目(人気・着順・コーナー通過順・配当・馬場・所属)だけです。
- 必勝法ではありません:公営競技の馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
- 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。
同じ作り方で、地方競馬のダート重賞の東京大賞典・帝王賞・ジャパンダートクラシック・JBCクラシック・かしわ記念・南部杯・浦和記念・日本テレビ盃・全日本2歳優駿も数えてあります。
よくある質問
東京ダービーはいつ行われますか?
2007〜2026年の20回は、すべて6月上旬〜中旬の水曜日に大井競馬場のダート2,000メートルで行われています。2026年は6月10日(水)に第72回が行われ、JRAのフィンガー(戸崎圭太騎手・2番人気)が勝ちました。
東京ダービーは南関東の馬しか出られませんか?
2023年までは南関東(大井・船橋・川崎・浦和)の所属馬限定でした。2024年からJpnⅠになり、JRAやほかの地区の所属馬も出られます。2024〜2026年は16頭のうちJRA所属が4頭、地方所属が12頭でした。
東京ダービーは荒れますか?
南関東限定だった2007〜2023年の17回は、勝ち馬の単勝の中央値が700円で、8〜10番人気の勝ちが4回ありました。JpnⅠになった2024〜2026年の3回は、勝ち馬の単勝が170円・150円・280円です。
JpnⅠになってからJRA所属馬はどのくらい強いですか?
2024〜2026年の3回で、3着以内の9つの席のうち8席をJRA所属馬が占めました。JRA所属馬は毎年16頭のうち4頭です。3回だけの数字なので、傾向と言い切れる数ではありません。
東京ダービーは逃げ・先行馬が有利ですか?
勝ち馬20頭のうち13頭が4コーナー3番手以内でした。4コーナーを先頭で回った延べ20頭のうち6頭が勝ち、11頭が3着以内に残っています。
東京ダービーでいちばん勝っている騎手は?
2007〜2026年の20回では戸崎圭太騎手の5勝がいちばん多く、大井所属だった2007・2008・2010・2011年と、JRA所属として2026年(フィンガー)に勝っています。
海外ブックメーカーで東京ダービーに賭けられますか?
業者によります。2026年9月22日に東京からの接続で確認した時点では、1xBetとBetWinnerの競馬欄に日本の開催を含む18開催・130レースが並び、別枠の「競馬アンテポスト」に前売りが74件立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、開催が近づいてから各社の画面で確認してください。利用できるかどうかは居住国・地域の法律によって異なります。
このページの数字はどこから取っていますか?
地方競馬情報サイト(NAR)が公開している大井競馬の競走成績表から、東京ダービー2007〜2026年の20ページを機械で読み取り、延べ310頭を集計しました。格付けと賞金の変更は地方競馬全国協会の2022年6月20日のお知らせによります。
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ベッティングは20歳以上・余剰資金の範囲で楽しみましょう。ギャンブルに関する法律は居住国・地域によって異なります。 | 最終更新:2026年10月20日











