こんにちは、フクちゃんです。共同通信杯は、東京競馬場の芝1,800メートルで行われる3歳のGⅢです。例年2月の上旬〜中旬に行われ、2027年は第61回です(日程はまだJRAから出ていません)。このページでは2007〜2026年の20回・延べ225頭と、同じ年の皐月賞・日本ダービーの結果をJRAの重賞レース結果から数えています。

数えてわかったのは、皐月賞と日本ダービーで、つながり方がまるで違うことです。この20年の皐月賞馬20頭のうち8頭が共同通信杯を走っていて、共同通信杯の勝ち馬は皐月賞で5勝(人気どおりなら2.6勝)。ところが同じ勝ち馬たちは、日本ダービーでは延べ20頭が出て1勝もしていません(人気どおりなら3.5勝)。2着は6回あります。ダービーを勝った5頭は、どれも共同通信杯で負けていた馬でした。

共同通信杯を走った馬の同じ年の皐月賞・日本ダービーでの1着の回数(2007〜2026年)

共同通信杯の基本情報

項目 内容
次回 2027年2月(第61回)。日程はJRAの発表待ち
正式名称 共同通信杯(トキノミノル記念)
競馬場・コース 東京競馬場 芝1,800メートル
条件 3歳・GⅢ
時期 2月4日〜2月24日(20回の実績)
出走頭数 7〜16頭・平均11.2頭(20回で延べ225頭)
馬場(20回) 良17回・稍重3回
直近の勝ち馬 2026年2月15日(第60回)リアライズシリウス

JRAの重賞レース結果より。

皐月賞へのつながり

共同通信杯を走った馬は、同じ年の皐月賞に延べ55頭が出て8勝(人気どおりなら4.5勝)、3着以内20回(同13.3回)。3着以内の多さが偶然で出る確率は1.6%です。勝ち馬だけで見ると延べ19頭で5勝(同2.6勝)。共同通信杯から皐月賞を勝ったのはゴールドシップ(2012年)・イスラボニータ(2014年)・ディーマジェスティ(2016年)・エフフォーリア(2021年)・ジャスティンミラノ(2024年)です。

共同通信杯で負けた馬からも皐月賞馬は出ていて、延べ36頭で3勝(同1.9勝)。勝ち負けにかかわらず、ここを走った馬が皐月賞でよく走っている、というのが数字の形です。

日本ダービーへのつながり

ダービーでは様子が変わります。共同通信杯の勝ち馬は延べ20頭が出て0勝。人気どおりなら3.5勝あるはずで、0勝になる確率は1.7%です。ただ3着以内は7回(同7.9回)で人気どおりなので、「通用しない」のではなく「勝ちきれない」という形です。2着になったのはイスラボニータ・スワーヴリチャード・ダノンキングリー・エフフォーリア・ジャスティンミラノ・マスカレードボールの6頭でした。

反対に、共同通信杯で負けた馬は延べ39頭で5勝(人気どおりなら1.6勝)。ディープブリランテ(2012年・共同通信杯2着)・ドゥラメンテ(2015年・共同通信杯2着)・シャフリヤール(2021年・共同通信杯3着)・タスティエーラ(2023年・共同通信杯4着)・ロブチェン(2026年・共同通信杯3着)がダービーを勝っています。

ひとつ断っておくと、このページは皐月賞とダービー、勝ち馬と負けた馬の4通りを見ています。4通り見れば、どれか1つで偏った数字が出やすくなります。それを考えに入れると、勝ち馬の0勝が偶然で出る確率は6.5%、負けた馬の5勝は4.4%です。どちらも小さめですが、20年ぶんの話として読んでくださいね。

共同通信杯の勝ち馬の同じ年の皐月賞・日本ダービーの着順(2007〜2026年)

共同通信杯そのものの人気別成績

人気 延べ頭数 1着 人気どおりなら 3着以内 人気どおりなら
1番人気 20頭 4回 8.26回 12回 14.16回
2〜3番人気 40頭 10回 6.65回 22回 19.76回
4〜7番人気 80頭 6回 4.16回 20回 19.96回
8番人気以下 85頭 0回 0.83回 6回 5.66回

共同通信杯は平均11.2頭と頭数が少ないので、「人気どおりなら」はGⅠではなく、このサイトで数えたJRAの952レースを頭数(10頭以下/11〜13頭/14頭以上)で分け、同じ頭数の帯での人気別の成績から計算しています。

1番人気は20回で4勝(人気どおりなら8.3勝)と少なく、10勝しているのは2〜3番人気です。8番人気以下の勝ちはありませんが、頭数が少ないので人気どおりでも0.8勝しか見込めず、これは不思議ではありません。単勝の中央値は455円、1,000円を超えたのは3回で、どれも6番人気の勝ちでした。

位置取りでは、4コーナーを7番手以下で回った馬が延べ105頭で4勝(人気どおりなら9.4勝)、3着以内17回(同27.0回)と少なめです。4コーナーの順位はレースが終わってからわかる数字で、どのレースでも後ろの馬は成績が悪く出るので、参考程度に。

過去20回の勝ち馬

年 回 勝ち馬 人気 頭数 単勝 皐月賞 ダービー
2007 第41回 フサイチホウオー 1番人気 9頭 140円 3着 7着
2008 第42回 ショウナンアルバ 6番人気 16頭 2,140円 14着 12着
2009 第43回 ブレイクランアウト 1番人気 15頭 280円 — 15着
2010 第44回 ハンソデバンド 3番人気 13頭 740円 18着 16着
2011 第45回 ナカヤマナイト 3番人気 13頭 490円 5着 4着
2012 第46回 ゴールドシップ 2番人気 11頭 410円 1着 5着
2013 第47回 メイケイペガスター 4番人気 10頭 560円 9着 11着
2014 第48回 イスラボニータ 1番人気 14頭 220円 1着 2着
2015 第49回 リアルスティール 3番人気 12頭 610円 2着 4着
2016 第50回 ディーマジェスティ 6番人気 10頭 2,260円 1着 3着
2017 第51回 スワーヴリチャード 2番人気 11頭 310円 6着 2着
2018 第52回 オウケンムーン 6番人気 12頭 1,360円 12着 15着
2019 第53回 ダノンキングリー 3番人気 7頭 420円 3着 2着
2020 第54回 ダーリントンホール 3番人気 9頭 600円 6着 13着
2021 第55回 エフフォーリア 4番人気 12頭 680円 1着 2着
2022 第56回 ダノンベルーガ 3番人気 11頭 390円 4着 4着
2023 第57回 ファントムシーフ 3番人気 12頭 410円 3着 8着
2024 第58回 ジャスティンミラノ 4番人気 10頭 660円 1着 2着
2025 第59回 マスカレードボール 1番人気 9頭 380円 3着 2着
2026 第60回 リアライズシリウス 2番人気 9頭 370円 2着 7着

JRAの重賞レース結果より機械で読み取り。単勝は100円あたりの払戻金。皐月賞・ダービーは同じ年の着順(—は不出走)。

海外ブックメーカーで日本の重賞は扱われるのか

日本の競馬そのものは扱われています。2026年9月22日に東京からの接続で日本語表示を確認したところ、1xBetの競馬欄には18開催・130レースが並んでいて、そのなかに日本の開催(中山・12レース)が入っていました。BetWinnerは同じ時刻に同じ18開催・同じ130レースを、同じ並びで出していました——この2社は同じ競馬配信を使っています。当日のカードとは別に「競馬アンテポスト」という前売りの欄もあり、この日は74件が立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、共同通信杯が各社の画面に立つかどうかはレースの週に確認してくださいね。

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読むときの注意点

  • 20年ぶんの話です:ダービーの0勝も、負けた馬の5勝も、20年という短い期間の数字です。上の確率は4通りを見た分も含めて書いています。
  • 強い馬が通る道でもあります:共同通信杯を使う馬はもともと評価の高い馬が多く、それは皐月賞やダービーの人気にも表れています。「人気どおりなら」はその分を差し引いた比較です。
  • 必勝法ではありません:JRAの馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
  • 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。

春のクラシックは皐月賞と日本ダービー、前の年の暮れのホープフルステークスと東京スポーツ杯2歳ステークス、1月のシンザン記念も同じ作り方で数えてあります。皐月賞と同じコースで行われる1月の京成杯は、皐月賞馬が20年で1頭しか出ていないレースです。3月の弥生賞は、この20年で皐月賞馬3頭・ダービー馬7頭が走っていたレースです。同じ2月の京都のきさらぎ賞は、この20年の勝ち馬が皐月賞・ダービーで1勝もしていません。

よくある質問

共同通信杯はいつ行われますか?

例年2月の上旬〜中旬に、東京競馬場の芝1,800メートルで行われる3歳のGⅢです。2007〜2026年は2月4日〜2月24日の間に行われました。2027年は第61回です。

共同通信杯の勝ち馬は皐月賞を勝てますか?

2007〜2026年の勝ち馬は、同じ年の皐月賞で延べ19頭が出て5勝(人気どおりなら2.6勝)でした。ゴールドシップ(2012年)・イスラボニータ(2014年)・ディーマジェスティ(2016年)・エフフォーリア(2021年)・ジャスティンミラノ(2024年)です。この20年の皐月賞馬のうち8頭が共同通信杯を走っていました。

共同通信杯の勝ち馬は日本ダービーを勝てますか?

2007〜2026年の勝ち馬は、日本ダービーで延べ20頭が出て0勝(人気どおりなら3.5勝)、2着が6回でした。この間のダービー馬5頭は、共同通信杯で負けていた馬です。

共同通信杯は荒れますか?

頭数が少ないこともあり、大きくは荒れません。20回の勝ち馬はすべて6番人気以内で、単勝の中央値は455円、1,000円を超えたのは3回です。

共同通信杯で1番人気は信頼できますか?

20回で4勝・3着以内12回でした(同じ頭数のレースの人気どおりなら8.3勝・14.2回)。勝ちきれない年が多いレースです。

海外ブックメーカーで共同通信杯に賭けられますか?

業者によります。2026年9月22日に東京からの接続で確認した時点では、1xBetとBetWinnerの競馬欄に日本の開催を含む18開催・130レースが並び、別枠の「競馬アンテポスト」に前売りが74件立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、レースの週に各社の画面で確認してください。利用できるかどうかは居住国・地域の法律によって異なります。

このページの数字はどこから取っていますか?

JRAが公開している重賞レース結果の共同通信杯2007〜2026年の20ページを機械で読み取り、延べ225頭を集計しました。皐月賞・日本ダービーとの比較の基準値はGⅠ238レース・延べ3,957頭(2016〜2025年)、共同通信杯そのものの基準値はこのサイトで数えたJRAの952レースを頭数で分けたものです。

フクちゃん(フクベット編集部)
編集者・運営者 | 海外ブックメーカー比較・情報

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ベッティングは20歳以上・余剰資金の範囲で楽しみましょう。ギャンブルに関する法律は居住国・地域によって異なります。 | 最終更新:2026年10月1日

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