こんにちは、フクちゃんです。MLBの2026年ワールドシリーズは現地10月23日(金)に開幕します。ナ・リーグからはミルウォーキー・ブルワーズが進出を決め、相手はア・リーグ優勝決定シリーズを戦っているクリーブランド・ガーディアンズとタンパベイ・レイズの勝者です。このページでは2026年の日程と対戦カードに加えて、MLB公式のデータで1903年からの121回のワールドシリーズを数え、「何試合で決まるか」「第1戦は大事か」「ホームは有利か」を確かめました。(最終更新:2026年10月17日)

先に結論をひとつ。第1戦を取ったチームは、7試合制の117回のうち75回(64.1%)で優勝しています。

ワールドシリーズ2026の日程

試合 日付(現地) 本拠地 備考
第1戦 10月23日(金) ブルワーズ —
第2戦 10月24日(土) ブルワーズ —
第3戦 10月26日(月) ア・リーグ優勝チーム —
第4戦 10月27日(火) ア・リーグ優勝チーム —
第5戦 10月28日(水) ア・リーグ優勝チーム 必要な場合
第6戦 10月30日(金) ブルワーズ 必要な場合
第7戦 10月31日(土) ブルワーズ 必要な場合

MLB公式の日程データより(2026年10月17日に確認)。第5〜7戦はシリーズが決まっていなければ行われます。日本時間では日付が1日進むことが多いので、試合時間は各放送局の案内で確認してください。

7試合制で、先に4勝したチームが優勝です。第1・2・6・7戦がブルワーズの本拠地アメリカン・ファミリー・フィールド(ミルウォーキー)、第3〜5戦がア・リーグ優勝チームの本拠地。ホームの順番はレギュラーシーズンの勝率で決まり、ブルワーズは103勝59敗で両リーグ最高でした(レイズ98勝64敗、ガーディアンズ85勝77敗)。視聴方法はMLB中継の視聴ガイドにまとめています。

対戦カード:どの球団が勝っても長い空白が終わる

ブルワーズは地区シリーズでパドレスに3勝1敗、リーグ優勝決定シリーズでドジャースに4連勝して勝ち上がりました。ア・リーグはガーディアンズがレイズに2勝1敗とリードしています(10月17日時点、第4戦は試合開始が遅れていました)。勝ち上がりの詳しい経過はポストシーズンのページに載せています。

球団 ワールドシリーズ 結果
ブルワーズ 1982年 敗退(対カージナルス、3勝4敗)
ガーディアンズ(インディアンス) 1920年 優勝(対ロビンス、5勝2敗)
ガーディアンズ(インディアンス) 1948年 優勝(対ブレーブス(ボストン)、4勝2敗)
ガーディアンズ(インディアンス) 1954年 敗退(対ジャイアンツ(ニューヨーク)、0勝4敗)
ガーディアンズ(インディアンス) 1995年 敗退(対ブレーブス、2勝4敗)
ガーディアンズ(インディアンス) 1997年 敗退(対マーリンズ、3勝4敗)
ガーディアンズ(インディアンス) 2016年 敗退(対カブス、3勝4敗)
レイズ 2008年 敗退(対フィリーズ、1勝4敗)
レイズ 2020年 敗退(対ドジャース、2勝4敗)

MLB公式の試合データより。ガーディアンズは2021年まで「インディアンス」。勝敗は各球団から見た数字。

ブルワーズのワールドシリーズ出場は1982年の1回だけで、カージナルスに3勝4敗で敗れています。レイズも2008年と2020年の2回とも敗退。ガーディアンズは1920年と1948年に優勝していますが、その後の4回はすべて敗れています。つまり今年の優勝チームは、ブルワーズかレイズなら初優勝、ガーディアンズなら1948年以来になります。なお、3球団の現在のロースター(各26人)に日本出身の選手はいません。

何試合で決まるか:過去117回

ワールドシリーズ117回(7試合制)の決着の内訳と、実力互角の理論値の比較

決着 回数 割合 実力互角の理論値 理論値での回数
4勝0敗 21回 17.9% 1/8 14.6回
4勝1敗 28回 23.9% 1/4 29.2回
4勝2敗 27回 23.1% 5/16 36.6回
4勝3敗 41回 35.0% 5/16 36.6回

MLB公式の試合データより。1903年と1919〜1921年の9試合制(5勝先取)の4回は除いた117回。引き分けの試合は数えていません。

いちばん多いのは4勝3敗の41回で、理論値の36.6回より多く、4勝2敗は27回で理論値の36.6回より少なくなっています。ただ、4つの数字をまとめて理論値と比べると p 値は0.12で、「実力が互角のチームがコインを投げ合った」場合と区別できる差ではありません。「シリーズの正確な結果」のマーケットでは、4勝3敗に約31%(5/16)より大きな確率を置く根拠は、過去のデータからは弱いということです。

第1戦の勝者は64.1%優勝

7試合制の117回で、第1戦を取ったチームが75回優勝しています。シリーズの勝敗と第1戦の勝敗が無関係なら半々のはずで、偶然で75回以上になる確率は0.15%です。ただしこれは「第1戦に勝つと有利になる」という意味だけではありません。強いほうのチームは第1戦にも勝ちやすいので、第1戦の結果はチームの力の差をいくらか映しています。

ホームの価値:試合では54%、第7戦では逆転

見たもの 本拠地側の勝ち 割合
個々の試合 365試合 / 673試合 54.2%
シリーズ(第1戦を本拠地で戦ったチーム) 67回 / 117回 57.3%
第7戦 19回 / 41回 46.3%

MLB公式の試合データより(7試合制の117回)。

1試合ずつ見ると本拠地のチームが54.2%で勝っていて、偶然で半々からここまでずれる確率は1.5%です。シリーズ全体でも、第1戦を本拠地で迎えたチームが57.3%で優勝しています。ところが第7戦にかぎると、本拠地のチームは41回で19勝と負け越しています。41回しかないので「第7戦はアウェーが有利」とまでは言えませんが、ホームの有利が第7戦で大きくなるという話は、データからは出てきません。

逆転はどこまで起きているか

シリーズの途中経過 その形になったシリーズ 逆転優勝
0勝2敗 55回 10回(1985・1986・1996年など)
1勝3敗 49回 6回(1925・1958・1968・1979・1985・2016年)
0勝3敗 25回 0回

MLB公式の試合データより(7試合制の117回)。

0勝3敗からの逆転は、ワールドシリーズでは25回とも一度も起きていません。1勝3敗からは49回に6回、直近は2016年のカブスです(相手はインディアンス=今のガーディアンズ)。2勝2敗で迎えた第5戦の勝者は47回のうち31回(66.0%)で優勝しています。

直近10年の優勝チーム

年 優勝 相手 成績
2016年 カブス インディアンス 4勝3敗
2017年 アストロズ ドジャース 4勝3敗
2018年 レッドソックス ドジャース 4勝1敗
2019年 ナショナルズ アストロズ 4勝3敗
2020年 ドジャース レイズ 4勝2敗
2021年 ブレーブス アストロズ 4勝2敗
2022年 アストロズ フィリーズ 4勝2敗
2023年 レンジャーズ ダイヤモンドバックス 4勝1敗
2024年 ドジャース ヤンキース 4勝1敗
2025年 ドジャース ブルージェイズ 4勝3敗

MLB公式の試合データより。

2016年からの10年で、4回は4勝3敗まで行きました。ドジャースは2024年・2025年と連覇しています。

ブックメーカーでのワールドシリーズの賭け方

  • 優勝オッズ(シリーズの勝敗):どちらがワールドシリーズを制するか。ア・リーグの代表が決まる前から、3球団のオッズが並ぶことがあります。
  • シリーズの正確な結果:「ブルワーズの4勝2敗」のように勝ち数まで当てるもの。上の表の割合が、オッズを確率に戻したときの比べる相手になります。
  • 試合数:4〜7試合のどこで決まるか、またはオーバー/アンダー(5.5試合など)。
  • 各試合のマネーライン・ランライン・合計得点:通常の試合と同じマーケットです。ランラインは多くの場合±1.5点です。

2026年10月17日に東京からの接続で確認したところ、1xBetの野球欄には「USA. MLB」としてア・リーグ優勝決定シリーズの試合が載っていました。マーケットの種類や上限は業者と時期で変わるので、賭ける前に必ず各社の画面で確認してください。MLBの賭け方全般はMLBベッティングガイドにまとめています。

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読むときの注意点

  • 100年以上のデータを1つにまとめています:球団数もポストシーズンの仕組みも、時代によって大きく違います。
  • 「第1戦の勝者が優勝しやすい」は、因果の話ではありません:強いチームが第1戦にも勝ちやすい、という分を含んでいます。
  • 必勝法ではありません:ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
  • 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。

日本のプロ野球の頂上決戦は日本シリーズのページで、同じ作り方で76回を数えています。

よくある質問

2026年のワールドシリーズはいつですか?

現地時間2026年10月23日(金)に開幕し、第7戦までもつれた場合は10月31日(土)に終わります。第1・2・6・7戦がブルワーズの本拠地、第3〜5戦がア・リーグ優勝チームの本拠地です。

2026年のワールドシリーズの対戦カードは?

ナ・リーグはミルウォーキー・ブルワーズで、ドジャースに4連勝して進出を決めました。相手はア・リーグ優勝決定シリーズのクリーブランド・ガーディアンズとタンパベイ・レイズの勝者です(10月17日時点ではガーディアンズが2勝1敗でリード)。

ワールドシリーズは何試合で決まることが多いですか?

7試合制の117回では4勝3敗が41回で最も多く、4勝1敗が28回、4勝2敗が27回、4勝0敗が21回です。実力が互角の場合の理論値と比べても、偶然の範囲の差でした(p=0.12)。

ワールドシリーズで第1戦に勝ったチームはどれくらい優勝していますか?

7試合制の117回のうち75回(64.1%)です。ただし強いチームが第1戦にも勝ちやすいことを含んだ数字です。

ワールドシリーズで0勝3敗から逆転したチームはありますか?

ありません。0勝3敗になったシリーズは25回ありますが、すべてそのまま決着しています。1勝3敗からの逆転は6回で、直近は2016年のカブスです。

ブルワーズはワールドシリーズで優勝したことがありますか?

ありません。出場は1982年の1回だけで、カージナルスに3勝4敗で敗れました。レイズも優勝はなく、ガーディアンズ(当時インディアンス)の最後の優勝は1948年です。

フクちゃん(フクベット編集部)
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