こんにちは、フクちゃんです。金鯱賞(きんしゃちしょう)は、中京競馬場の芝2,000メートルで行われるGⅡ。今は3月の4歳以上のレースで、4月の大阪杯(GⅠ)へ向かう馬がそろう前哨戦です。例年3月中旬に行われ(2017〜2026年は3月10日〜3月16日)、2027年は第63回です(日程はまだJRAから出ていません)。このページでは2007〜2026年の20回すべて・延べ267頭を、JRAの重賞レース結果から数えています。
金鯱賞は時期が2回変わっています。2007〜2011年は5月(宝塚記念の前哨戦。2010・2011年は中京競馬場の改修で京都競馬場)、2012〜2016年は11〜12月、2017年からが今の3月です。なので、このページでは20回全体の数字と、今と同じ3月の10回の数字を分けて書いています。
ひとことで言うと、3月に移ってからの1番人気は崩れていないレースです。2017〜2026年の1番人気は10回すべて3着以内(人気どおりなら6.8回)で、5勝。いっぽう2〜3番人気は延べ20頭で3着以内5回(同9.5回)にとどまり、2021年には10番人気のギベオンが勝って単勝22,730円をつけています。

金鯱賞の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 次回 | 2027年3月中旬(第63回)。日程はJRAの発表待ち |
| 競馬場・コース | 中京競馬場 芝2,000メートル 2010・2011年は京都競馬場 芝2,000メートル |
| 条件 | GⅡ。2017年から4歳以上(2016年までは3歳以上) |
| 時期 | 2007〜2011年は5月、2012〜2016年は11〜12月、2017年から3月 |
| 出走頭数 | 9〜18頭(20回で延べ267頭) |
| 馬場(20回) | 良14回・稍重3回・重2回・不良1回 |
| 単勝の中央値 | 355円(3月の10回は310円) |
| 直近の勝ち馬 | 2026年3月15日(第62回)シェイクユアハート |
JRAの重賞レース結果より。
2026年の結果:シェイクユアハートが勝利
2026年3月15日(日)の第62回は14頭立て。8番人気のシェイクユアハート(牡6・古川吉洋騎手)が、4コーナー12番手から差し切りました。2着は6番人気のジョバンニ、3着は1番人気のクイーンズウォーク(前年の勝ち馬)。単勝は1,350円、3連単は51,310円でした。シェイクユアハートはこのあと8月の札幌記念も勝っています。
1番人気:3月の10回はすべて3着以内
2017〜2026年の1番人気は、1着5回・2着3回・3着2回。4着以下は一度もありません。人気どおりなら3着以内は6.8回の計算で、10回すべてになる確率は2.2%です。
このサイトで数えた79のレースそれぞれの「直近10回」で同じことを数えると、1番人気が10回とも3着以内だったのは金鯱賞だけで、次に多いレースでも9回でした。ただ、79もレースがあれば、どこか1つでこのくらいの記録が出る確率は約82%あります。目立つ記録ですが、「金鯱賞の1番人気は外さない」と言い切れるほどの証拠ではありません。
2016年までの10回はそうではなく、1番人気が4着以下に沈んだ年が4回ありました(2008年アドマイヤオーラ 6着、2012年サトノギャラント 6着、2013年メイショウナルト 14着、2016年ヴォルシェーブ 9着)。20回全体では1番人気が10勝・3着以内16回(人気どおりなら6.8勝・13.1回)です。
| 年 | 1番人気 | 着順 | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 2007 | ローゼンクロイツ | 1着 | 藤岡佑介 |
| 2008 | アドマイヤオーラ | 6着 | 安藤勝己 |
| 2009 | サクラメガワンダー | 1着 | 福永祐一 |
| 2010 | アーネストリー | 1着 | 佐藤哲三 |
| 2011 | ルーラーシップ | 1着 | 福永祐一 |
| 2012 | サトノギャラント | 6着 | 横山典弘 |
| 2013 | メイショウナルト | 14着 | 武豊 |
| 2014 | ラストインパクト | 1着 | 川田将雅 |
| 2015 | ディサイファ | 2着 | 四位洋文 |
| 2016 | ヴォルシェーブ | 9着 | M.デムーロ |
| 2017 | ヤマカツエース | 1着 | 池添謙一 |
| 2018 | スワーヴリチャード | 1着 | M.デムーロ |
| 2019 | エアウィンザー | 3着 | 武豊 |
| 2020 | サートゥルナーリア | 1着 | C.ルメール |
| 2021 | デアリングタクト | 2着 | 松山弘平 |
| 2022 | ジャックドール | 1着 | 藤岡佑介 |
| 2023 | プログノーシス | 1着 | 川田将雅 |
| 2024 | ドゥレッツァ | 2着 | C.ルメール |
| 2025 | ホウオウビスケッツ | 2着 | 岩田康誠 |
| 2026 | クイーンズウォーク | 3着 | 川田将雅 |
JRAの重賞レース結果より。
人気別の成績と配当

3月の10回では、2〜3番人気が延べ20頭で2勝・3着以内5回(人気どおりなら3.3勝・9.5回)。8番人気以下は延べ52頭で2勝・3着以内5回(同0.6勝・3.6回)でした。2〜3番人気の3着以内がここまで少なくなる確率は3.1%です。
| 人気(20回全体) | 延べ頭数 | 1着 | 人気どおりなら | 3着以内 | 人気どおりなら |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 20頭 | 10回 | 6.83回 | 16回 | 13.07回 |
| 2〜3番人気 | 40頭 | 4回 | 6.46回 | 12回 | 18.10回 |
| 4〜7番人気 | 80頭 | 4回 | 5.08回 | 23回 | 20.04回 |
| 8番人気以下 | 127頭 | 2回 | 1.63回 | 10回 | 8.70回 |
「人気どおりなら」は、このサイトで数えたJRA重賞1,495レース・延べ22,809頭を頭数(10頭以下/11〜13頭/14頭以上)で分け、人気ごとに勝った(3着以内に入った)割合から計算しています。
単勝の中央値は20回で355円。時期別では5月が290円、11〜12月が730円、3月が310円で、11〜12月だけ配当が高めでした。1,000円を超えたのは2回で、最高は2021年のギベオン(10番人気)の22,730円。この年は重馬場の10頭立てで、1番人気のデアリングタクトは2着、3連単は783,010円でした。
位置取り・枠・年齢
20回全体で、4コーナーを3番手以内で回った馬は延べ60頭で8勝・3着以内23回(人気どおりなら5.6勝・16.3回)、7番手以下は延べ147頭で6勝・3着以内19回(同8.3勝・26.6回)。前にいた馬が残りやすいのはどのレースでも多少は起きることで、このサイトで数えた77のレースのなかでは、3番手以内の「3着以内÷人気どおり」は多いほうから25番目と、真ん中より少し上でした。5月に行われていた5回だけを見ると、7番手以下からの勝ち馬は0頭(延べ47頭)です。ただし2026年のシェイクユアハートは4コーナー12番手から勝っていて、今の3月の金鯱賞で後ろからが届かないわけではありません。
枠は、いちばん多く勝った枠でも4勝。人気どおりに勝ち馬を引いてもどこかの枠が4勝以上になる確率は98%あり、枠の有利不利は見えません。年齢では4歳が延べ52頭で9勝(人気どおりなら5.8勝)、7歳以上は延べ56頭で3着以内3回(同6.9回)でした。牝馬は延べ33頭で、勝ったのは2025年のクイーンズウォークだけです。
同じ馬の連覇が2回あり、ヤマカツエースは2016年12月と2017年3月——3か月あいだを空けただけで2回勝っています(時期が12月から3月に移ったため)。プログノーシスは2023・2024年の連覇。騎手では川田将雅騎手が5勝(2014・2019・2023・2024・2025年)で、2023〜2025年は3年続けて勝っています。
ここから大阪杯へ
大阪杯がGⅠになった2017年からの10回で、金鯱賞に出た馬が同じ年の大阪杯に出たのは延べ31頭。3勝・3着以内6回(人気どおりなら1.6勝・5.3回)でした。勝ったのは2018年スワーヴリチャード(金鯱賞1着・大阪杯1番人気)、2019年アルアイン(金鯱賞5着・大阪杯9番人気)、2022年ポタジェ(金鯱賞4着・大阪杯8番人気)です。金鯱賞の勝ち馬で大阪杯に出たのは3頭で、2017年ヤマカツエースが3着、2018年スワーヴリチャードが1着、2022年ジャックドールが5着。
大阪杯を勝った3頭のうち、アルアイン(5着)とポタジェ(4着)は金鯱賞では負けていた馬です。金鯱賞の着順だけで大阪杯の候補を外さないほうがよさそうです。5月に行われていた2007〜2011年は、同じ年の宝塚記念に延べ17頭が出て2勝(2008年エイシンデピュティ(金鯱賞1着)、2011年アーネストリー(金鯱賞3着))でした。
過去20回の勝ち馬
| 年 | 回 | 開催日 | 勝ち馬 | 性齢 | 人気 | 4角 | 騎手 | 単勝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2007 | 第43回 | 5月26日 | ローゼンクロイツ | 牡5 | 1番人気 | 6番手 | 藤岡佑介 | 330円 |
| 2008 | 第44回 | 5月31日 | エイシンデピュティ | 牡6 | 2番人気 | 1番手 | 岩田康誠 | 460円 |
| 2009 | 第45回 | 5月30日 | サクラメガワンダー | 牡6 | 1番人気 | 5番手 | 福永祐一 | 210円 |
| 2010 | 第46回 | 5月29日 | アーネストリー | 牡5 | 1番人気 | 2番手 | 佐藤哲三 | 290円 |
| 2011 | 第47回 | 5月28日 | ルーラーシップ | 牡4 | 1番人気 | 5番手 | 福永祐一 | 280円 |
| 2012 | 第48回 | 12月1日 | オーシャンブルー | 牡4 | 6番人気 | 8番手 | C.ルメール | 730円 |
| 2013 | 第49回 | 11月30日 | カレンミロティック | セ5 | 3番人気 | 2番手 | 池添謙一 | 660円 |
| 2014 | 第50回 | 12月6日 | ラストインパクト | 牡4 | 1番人気 | 8番手 | 川田将雅 | 380円 |
| 2015 | 第51回 | 12月5日 | ミトラ | セ7 | 5番人気 | 5番手 | 柴山雄一 | 900円 |
| 2016 | 第52回 | 12月3日 | ヤマカツエース | 牡4 | 4番人気 | 8番手 | 池添謙一 | 990円 |
| 2017 | 第53回 | 3月11日 | ヤマカツエース | 牡5 | 1番人気 | 8番手 | 池添謙一 | 360円 |
| 2018 | 第54回 | 3月11日 | スワーヴリチャード | 牡4 | 1番人気 | 2番手 | M.デムーロ | 160円 |
| 2019 | 第55回 | 3月10日 | ダノンプレミアム | 牡4 | 2番人気 | 3番手 | 川田将雅 | 350円 |
| 2020 | 第56回 | 3月15日 | サートゥルナーリア | 牡4 | 1番人気 | 5番手 | C.ルメール | 130円 |
| 2021 | 第57回 | 3月14日 | ギベオン | 牡6 | 10番人気 | 1番手 | 西村淳也 | 22,730円 |
| 2022 | 第58回 | 3月13日 | ジャックドール | 牡4 | 1番人気 | 1番手 | 藤岡佑介 | 200円 |
| 2023 | 第59回 | 3月12日 | プログノーシス | 牡5 | 1番人気 | 9番手 | 川田将雅 | 250円 |
| 2024 | 第60回 | 3月10日 | プログノーシス | 牡6 | 2番人気 | 5番手 | 川田将雅 | 270円 |
| 2025 | 第61回 | 3月16日 | クイーンズウォーク | 牝4 | 4番人気 | 3番手 | 川田将雅 | 820円 |
| 2026 | 第62回 | 3月15日 | シェイクユアハート | 牡6 | 8番人気 | 12番手 | 古川吉洋 | 1,350円 |
JRAの重賞レース結果より機械で読み取り。2010・2011年は京都競馬場。単勝は100円あたりの払戻金。
海外ブックメーカーで日本の重賞は扱われるのか
日本の競馬そのものは扱われています。2026年9月22日に東京からの接続で日本語表示を確認したところ、1xBetの競馬欄には18開催・130レースが並んでいて、そのなかに日本の開催(中山・12レース)が入っていました。BetWinnerは同じ時刻に同じ18開催・同じ130レースを、同じ並びで出していました——この2社は同じ競馬配信を使っています。当日のカードとは別に「競馬アンテポスト」という前売りの欄もあり、この日は74件が立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、金鯱賞が各社の画面に立つかどうかはレースの週に確認してくださいね。
👉 1xBetのレビュー / 1xBetの公式サイトへ
👉 BetWinnerのレビュー / BetWinnerの公式サイトへ
オッズの仕組みはブックメーカーで競馬に賭ける方法と海外競馬をブックメーカーで楽しむにまとめています。
読むときの注意点
- 時期が2回変わっています:20回のうち今と同じ3月の開催は10回です。5月・11〜12月の数字は、今の金鯱賞にそのまま当てはまるとは限りません。
- 10回は多い数ではありません:1番人気の「10回すべて3着以内」も、偶然の範囲に入る可能性があります。
- 必勝法ではありません:JRAの馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
- 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。
本番の大阪杯、同じ中京・芝2,000メートルの中日新聞杯、同じ3月の中山記念も同じ作り方で数えてあります。GⅠはGⅠのデータ一覧から。
よくある質問
2027年の金鯱賞はいつですか?
例年3月中旬に、中京競馬場の芝2,000メートルで行われる4歳以上のGⅡです(2017〜2026年は3月10日〜3月16日)。2027年は第63回で、日程はまだJRAから発表されていません。
金鯱賞の1番人気は信頼できますか?
3月に行われるようになった2017年からの10回は、1番人気がすべて3着以内(5勝)でした。人気どおりなら3着以内は6.8回の計算です。ただし10回という少ない数で、偶然の範囲も否定できません。20回全体では10勝・3着以内16回です。
金鯱賞で荒れた年はありますか?
2021年は10番人気のギベオンが勝ち、単勝22,730円・3連単783,010円でした。2026年も8番人気のシェイクユアハートが勝って単勝1,350円。20回の単勝の中央値は355円です。
金鯱賞は大阪杯につながりますか?
2017年からの10回で、金鯱賞に出た馬は同じ年の大阪杯に延べ31頭出て3勝・3着以内6回(人気どおりなら1.6勝・5.3回)でした。勝った3頭のうち2頭は金鯱賞で負けていた馬です。
2026年の金鯱賞は誰が勝ちましたか?
3月15日(日)の第62回は、シェイクユアハート(8番人気・古川吉洋騎手)が勝ちました。2着はジョバンニ、3着は1番人気のクイーンズウォークで、単勝は1,350円、3連単は51,310円でした。
海外ブックメーカーで金鯱賞に賭けられますか?
業者によります。2026年9月22日に東京からの接続で確認した時点では、1xBetとBetWinnerの競馬欄に日本の開催を含む18開催・130レースが並び、別枠の「競馬アンテポスト」に前売りが74件立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、レースの週に各社の画面で確認してください。利用できるかどうかは居住国・地域の法律によって異なります。
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