こんにちは、フクちゃんです。神戸新聞杯は、阪神競馬場の芝2,400メートル(外回り)で行われる3歳のGⅡで、上位3頭に菊花賞の優先出走権が与えられるトライアルです。例年9月の下旬に行われ(2007〜2026年は9月21日〜9月28日)、2027年は第75回です(日程はまだJRAから出ていません)。このページでは2007〜2026年の20回すべて・延べ274頭を、JRAの重賞レース結果から数えています。

ひとことで言うと、とにかく堅いトライアルです。勝ち馬20頭のうち18頭が3番人気以内で、単勝の中央値は250円。1番人気だけで10勝。勝ち馬20頭のうち9頭は、その年の皐月賞かダービーの勝ち馬でした。

神戸新聞杯の人気別の1着・3着以内の回数と、人気どおりの回数(2007〜2026年)

神戸新聞杯の基本情報

項目 内容
次回 2027年9月下旬(第75回)。日程はJRAの発表待ち
競馬場・コース 阪神競馬場 芝2,400メートル(外回り)。2020・2021・2022・2024年は中京・芝2,200メートルで開催
条件 3歳・GⅡ・馬齢。上位3頭に菊花賞の優先出走権
出走頭数 8〜18頭(20回で延べ274頭)
馬場(20回) 良18回・不良1回・稍重1回
単勝の中央値 250円
直近の勝ち馬 2026年9月21日(第74回)ロブチェン

JRAの重賞レース結果より。

2026年の結果:1番人気ロブチェンが勝利

2026年9月21日の第74回は、1番人気のロブチェンが11頭立てで勝ちました(騎手は松山弘平騎手)。2着は3番人気のアルトラムス、3着は11番人気のシートゥサミット。単勝は140円、3連単は33,530円でした。この3頭が菊花賞の優先出走権を手にしています。2026年の菊花賞は10月25日、京都・芝3,000メートルです。

ロブチェンは2026年の皐月賞と日本ダービーを勝った二冠馬です。この20回で、皐月賞とダービーを勝った馬が神戸新聞杯も勝ったのは2011年オルフェーヴル、2020年コントレイル、2026年ロブチェンで、オルフェーヴル・コントレイルの2頭は秋に菊花賞も勝って三冠馬になりました。

人気別の成績:上位3頭で決まる

人気 延べ頭数 1着 人気どおりなら 3着以内 人気どおりなら
1番人気 20頭 10回 6.83回 13回 12.68回
2〜3番人気 40頭 8回 6.50回 26回 18.14回
4〜7番人気 80頭 2回 4.83回 13回 19.64回
8番人気以下 134頭 0回 1.72回 8回 8.92回

「人気どおりなら」は、このサイトで数えたJRA重賞1,132レース・延べ17,283頭を頭数(10頭以下/11〜13頭/14頭以上)で分け、人気ごとに勝った(3着以内に入った)割合から計算しています。

3番人気以内の馬は延べ60頭で18勝(人気どおりなら13.3勝)。偶然でこれ以上になる確率は9.4%です。とくに2〜3番人気の3着以内26回(人気どおりなら18.1回)が多く、偶然でここまで多くなる確率は0.9%でした。いっぽう4〜7番人気は延べ80頭で2勝(同4.8勝)にとどまります。

単勝が1,000円を超えたのは2009年イコピコ(7番人気・2,400円)、2022年ジャスティンパレス(5番人気・1,100円)の2回だけです。3連単の中央値も23,945円と、重賞としては低めです。

位置取り:前でも後ろでも、ほぼ人気どおり

4コーナー 延べ頭数 1着 人気どおりなら 3着以内 人気どおりなら
1〜3番手 60頭 4回 3.49回 13回 12.27回
4〜6番手 60頭 6回 4.89回 16回 14.60回
7番手以下 154頭 10回 11.51回 31回 32.50回

「人気どおりなら」は上の表と同じ物差しです。

4コーナーを7番手以下で回った馬は延べ154頭で10勝(人気どおりなら11.5勝)。4コーナー3番手以内の3着以内が人気どおりの何倍だったかを58のレースで比べると、中央値1.22倍に対して神戸新聞杯は1.06倍(45番目)で、前に行った馬が得をしにくいレースです。阪神の外回りも中京も直線が長く、力のある馬は後ろからでも届いています。

菊花賞へのつながり:2020年までと2021年から

菊花賞の勝ち馬が神戸新聞杯とセントライト記念のどちらを走っていたか(2007〜2025年)

2007〜2025年の19回で、同じ年の神戸新聞杯を走った馬は延べ126頭が菊花賞に出て11勝(人気どおりなら10.0勝)。セントライト記念組の86頭・4勝(同5.1勝)と比べて、出走数も勝ち数も多い「本線」のトライアルです。

期間 菊花賞 神戸新聞杯組の勝ち 人気どおりなら セントライト記念組の勝ち 人気どおりなら
2007〜2020年 14回 11勝(97頭) 8.5勝 1勝(68頭) 3.4勝
2021〜2025年 5回 0勝(29頭) 1.5勝 3勝(18頭) 1.7勝

「人気どおりなら」は菊花賞での単勝人気から、2016〜2025年のJRA平地GⅠ238レースの人気別成績で計算しています。

2007〜2020年の菊花賞馬14頭のうち11頭が神戸新聞杯組でした。それが2021年からの5回は0頭で、セントライト記念組が3頭勝っています。

ただし、数字をよく見ると馬券の世界はこの変化にちゃんと気づいていました。2021年からの神戸新聞杯組は29頭が出て、人気どおりでも1.5勝しか見込まれていません(2007〜2020年は97頭で8.5勝)。人気の馬がセントライト記念のほうから来るようになった、ということです。0勝は人気どおりの1.5勝と比べて、偶然でも18.5%の確率で起きる差でした。「神戸新聞杯組だから」「セントライト記念組だから」で買うより、菊花賞当日の人気をそのまま信じるほうが、この20年では正解に近かったと言えます。

年 菊花賞馬 トライアル
2007 アサクサキングス 神戸新聞杯2着
2008 オウケンブルースリ 神戸新聞杯3着
2009 スリーロールス どちらも不出走
2010 ビッグウィーク 神戸新聞杯3着
2011 オルフェーヴル 神戸新聞杯1着
2012 ゴールドシップ 神戸新聞杯1着
2013 エピファネイア 神戸新聞杯1着
2014 トーホウジャッカル 神戸新聞杯3着
2015 キタサンブラック セントライト記念1着
2016 サトノダイヤモンド 神戸新聞杯1着
2017 キセキ 神戸新聞杯2着
2018 フィエールマン どちらも不出走
2019 ワールドプレミア 神戸新聞杯3着
2020 コントレイル 神戸新聞杯1着
2021 タイトルホルダー セントライト記念13着
2022 アスクビクターモア セントライト記念2着
2023 ドゥレッツァ どちらも不出走
2024 アーバンシック セントライト記念1着
2025 エネルジコ どちらも不出走

JRAの重賞レース結果より。

過去20回の勝ち馬

年 回 勝ち馬 人気 騎手 4角 単勝 馬場
2007 第55回 ドリームジャーニー 3番人気 武豊 14番手 420円 良
2008 第56回 ディープスカイ 1番人気 四位洋文 5番手 200円 良
2009 第57回 イコピコ 7番人気 四位洋文 9番手 2,400円 良
2010 第58回 ローズキングダム 2番人気 武豊 6番手 300円 良
2011 第59回 オルフェーヴル 1番人気 池添謙一 5番手 170円 良
2012 第60回 ゴールドシップ 1番人気 内田博幸 8番手 230円 良
2013 第61回 エピファネイア 1番人気 福永祐一 7番手 140円 良
2014 第62回 ワンアンドオンリー 1番人気 横山典弘 6番手 160円 良
2015 第63回 リアファル 3番人気 C.ルメール 1番手 800円 良
2016 第64回 サトノダイヤモンド 1番人気 C.ルメール 10番手 120円 良
2017 第65回 レイデオロ 1番人気 C.ルメール 4番手 220円 良
2018 第66回 ワグネリアン 2番人気 藤岡康太 7番手 270円 良
2019 第67回 サートゥルナーリア 1番人気 C.ルメール 2番手 140円 良
2020(中京2,200m) 第68回 コントレイル 1番人気 福永祐一 7番手 110円 良
2021(中京2,200m) 第69回 ステラヴェローチェ 2番人気 吉田隼人 9番手 300円 不良
2022(中京2,200m) 第70回 ジャスティンパレス 5番人気 鮫島克駿 3番手 1,100円 良
2023 第71回 サトノグランツ 3番人気 川田将雅 8番手 500円 良
2024(中京2,200m) 第72回 メイショウタバル 2番人気 浜中俊 1番手 540円 稍重
2025 第73回 エリキング 2番人気 川田将雅 7番手 270円 良
2026 第74回 ロブチェン 1番人気 松山弘平 6番手 140円 良

JRAの重賞レース結果より機械で読み取り。単勝は100円あたりの払戻金。

海外ブックメーカーで日本の重賞は扱われるのか

日本の競馬そのものは扱われています。2026年9月22日に東京からの接続で日本語表示を確認したところ、1xBetの競馬欄には18開催・130レースが並んでいて、そのなかに日本の開催(中山・12レース)が入っていました。BetWinnerは同じ時刻に同じ18開催・同じ130レースを、同じ並びで出していました——この2社は同じ競馬配信を使っています。当日のカードとは別に「競馬アンテポスト」という前売りの欄もあり、この日は74件が立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、神戸新聞杯や菊花賞が各社の画面に立つかどうかはレースの週に確認してくださいね。

👉 1xBetのレビュー / 1xBetの公式サイトへ
👉 BetWinnerのレビュー / BetWinnerの公式サイトへ

オッズの仕組みはブックメーカーで競馬に賭ける方法と海外競馬をブックメーカーで楽しむにまとめています。

読むときの注意点

  • 20回は多い数ではありません:勝ち馬は20頭だけです。とくに2021年からの菊花賞は5回しかありません。
  • 4回は中京・芝2,200メートルでの開催です:コースが違う回もそのまま数に入れています。
  • 必勝法ではありません:JRAの馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
  • 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。

本番は菊花賞、もう1つのトライアルはセントライト記念、春のクラシックは日本ダービーとそのトライアル青葉賞も同じ作り方で数えてあります。GⅠはGⅠのデータ一覧から。

よくある質問

2027年の神戸新聞杯はいつですか?

例年9月の下旬に、阪神競馬場の芝2,400メートル(外回り)で行われます(2007〜2026年は9月21日〜9月28日)。2027年は第75回で、日程はまだJRAから発表されていません。

2026年の神戸新聞杯は誰が勝ちましたか?

1番人気のロブチェンが勝ちました。2着はアルトラムス、3着はシートゥサミットで、3連単は33,530円でした。

神戸新聞杯は荒れますか?

あまり荒れません。勝ち馬20頭のうち18頭が3番人気以内で、単勝の中央値は250円、単勝1,000円超えは2回だけです。

神戸新聞杯の1番人気は信頼できますか?

20回で10勝(人気どおりなら6.8勝)、3着以内は13回(同12.7回)です。

菊花賞は神戸新聞杯組とセントライト記念組のどちらが強いですか?

2007〜2020年は菊花賞馬14頭のうち11頭が神戸新聞杯組でしたが、2021年からの5回は0頭で、セントライト記念組が3勝しています。どちらの時期も、勝ち数はおおむね菊花賞当日の人気どおりでした。

海外ブックメーカーで神戸新聞杯に賭けられますか?

業者によります。2026年9月22日に東京からの接続で確認した時点では、1xBetとBetWinnerの競馬欄に日本の開催を含む18開催・130レースが並び、別枠の「競馬アンテポスト」に前売りが74件立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、レースの週に各社の画面で確認してください。利用できるかどうかは居住国・地域の法律によって異なります。

フクちゃん(フクベット編集部)
編集者・運営者 | 海外ブックメーカー比較・情報

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