こんにちは、フクちゃんです。東京新聞杯は、東京競馬場の芝1,600メートルで行われる4歳以上のGⅢです。例年1月下旬〜2月中旬に行われ(2007〜2026年は1月27日〜2月17日)、2027年は第77回です(日程はまだJRAから出ていません)。春の安田記念やヴィクトリアマイルと同じコースで、年明けのマイル路線の重賞です。このページでは2007〜2026年の20回すべて・延べ307頭を、JRAの重賞レース結果から数えています。

いちばん目立つのは1番人気の成績です。20回で勝ったのは2回、3着以内も6回だけ(人気どおりなら6.0回・11.8回)。そのぶん4〜7番人気が9勝・3着以内27回と多く入っていて、単勝の中央値は760円と高めです。

東京新聞杯の人気別の1着・3着以内の回数と、人気どおりの回数(2007〜2026年)

東京新聞杯の基本情報

項目 内容
次回 2027年1月下旬〜2月中旬(第77回)。日程はJRAの発表待ち
競馬場・コース 東京競馬場 芝1,600メートル(20回すべて東京)
条件 4歳以上・GⅢ
出走頭数 10〜16頭(20回で延べ307頭)
馬場(20回) 良17回・不良1回・重1回・稍重1回
単勝の中央値 760円
直近の勝ち馬 2026年2月10日(第76回)トロヴァトーレ

JRAの重賞レース結果より。2014年は2月17日(月)、2026年は2月10日(火)の開催でした。

2026年の結果:2番人気トロヴァトーレが勝利

2026年2月10日(火)の第76回は、トロヴァトーレが16頭立ての2番人気で勝ちました(騎手はC.ルメール騎手、4コーナー10番手から)。2着は4番人気のラヴァンダ、3着は3番人気のウォーターリヒト。単勝は560円、3連単は23,720円でした。1番人気のエルトンバローズは13着です。

人気別の成績:1番人気が勝ちきれない

人気 延べ頭数 1着 人気どおりなら 3着以内 人気どおりなら
1番人気 20頭 2回 5.95回 6回 11.81回
2〜3番人気 40頭 7回 6.25回 16回 16.89回
4〜7番人気 80頭 9回 5.21回 27回 19.09回
8番人気以下 167頭 2回 2.36回 11回 11.12回

「人気どおりなら」は、このサイトで数えたJRA重賞1,192レース・延べ18,163頭を頭数(10頭以下/11〜13頭/14頭以上)で分け、人気ごとに勝った(3着以内に入った)割合から計算しています。

1番人気の3着以内6回は、人気どおりの11.8回の約半分です。偶然でここまで少なくなる確率は0.8%で、このサイトで8回以上ぶんを数えた63のレースのなかでいちばん低い数字でした(勝ち数の少なさは2番目)。ただし、63ものレースを並べれば、どこか1つが偶然これくらい低く出ることは珍しくありません(約40%)。「東京新聞杯の1番人気は割り引くもの」と決めつけるより、ここ20回はそういう結果だったと読むのが正直なところです。夏の新潟記念も、1番人気が20回で2勝という似た記録でした。

代わりに入ってきたのが4〜7番人気で、9勝(人気どおりなら5.2勝)、3着以内27回(同19.1回)。3着以内の多さは偶然なら2.8%の確率です。2〜3番人気は7勝・3着以内16回とほぼ人気どおり、8番人気以下も2勝・3着以内11回で人気どおりでした。大穴が来るレースではなく、「中くらいの人気」が厚いレースです。

1番人気の20回:4着が5回

東京新聞杯の1番人気の着順(2007〜2026年)

1番人気が勝ったのは2007年スズカフェニックス・2019年インディチャンプの2回。2着と3着が2回ずつで、いちばん多いのは4着の5回でした。5着以下は8回、2016年のダッシングブレイズは競走中止です。4着で3着以内を逃した年が5回あるのが、このレースの1番人気の特徴です。

年 1番人気 着順 騎手
2007 スズカフェニックス 1着 武豊
2008 カンパニー 4着 福永祐一
2009 タマモサポート 6着 津村明秀
2010 トライアンフマーチ 2着 C.ルメール
2011 ダノンヨーヨー 7着 北村友一
2012 ダノンシャーク 5着 内田博幸
2013 ドナウブルー 10着 内田博幸
2014 コディーノ 4着 U.リスポリ
2015 フルーキー 3着 岩田康誠
2016 ダッシングブレイズ 競走中止 浜中俊
2017 エアスピネル 3着 武豊
2018 グレーターロンドン 9着 川田将雅
2019 インディチャンプ 1着 福永祐一
2020 レッドヴェイロン 9着 C.ルメール
2021 ヴァンドギャルド 4着 福永祐一
2022 ファインルージュ 2着 C.ルメール
2023 ジャスティンカフェ 4着 福永祐一
2024 マスクトディーヴァ 6着 岩田望来
2025 ブレイディヴェーグ 4着 C.ルメール
2026 エルトンバローズ 13着 津村明秀

JRAの重賞レース結果より。

配当:単勝の中央値760円

勝ち馬の単勝の中央値は760円で、このサイトで数えた61のレースのなかで7番目に高い数字です(61レースの中央値は550円)。1,000円を超えたのは2008年ローレルゲレイロ(6番人気・1,020円)、2009年アブソリュート(5番人気・1,170円)、2011年スマイルジャック(5番人気・1,150円)、2012年ガルボ(8番人気・1,680円)、2014年ホエールキャプチャ(8番人気・2,060円)、2021年カラテ(5番人気・1,160円)、2024年サクラトゥジュール(7番人気・3,380円)の7回。3連単の中央値は80,670円で、最高は2008年の2,543,450円でした。

位置取り・性別・年齢:どれも人気どおりに近い

4コーナー 延べ頭数 1着 人気どおりなら 3着以内 人気どおりなら
1〜3番手 60頭 6回 3.10回 13回 10.39回
4〜6番手 60頭 5回 5.00回 17回 13.47回
7番手以下 187頭 9回 11.67回 30回 35.06回

「人気どおりなら」は上の表と同じ物差しです。

4コーナーを3番手以内で回った馬が6勝(人気どおりなら3.1勝)と少し多めですが、偶然でも8.0%の確率で出る差で、3着以内は13回(同10.4回)とふつうです。直線の長い東京なので、7番手以下からも9勝しています。

牝馬は延べ43頭で4勝(人気どおりなら3.1勝)、3着以内12回(同9.1回)。2014年ホエールキャプチャ・2016年スマートレイアー・2018年リスグラシュー・2020年プリモシーンが勝っていて、人気どおりの成績です。年齢では4歳が8勝(同7.5勝)、7歳以上が1勝(同1.8勝)と、こちらも人気がそのまま反映されていました。

前の年に3着以内だった馬が戻ってきたケースは延べ21頭で、勝ち馬は出ていません(人気どおりなら2.0勝)。ただ、0勝になる確率は偶然でも11.8%あり、はっきりした傾向とまでは言えません。

春のGⅠとのつながり:安田記念・ヴィクトリアマイル

同じ東京・芝1,600メートルのGⅠとのつながりも数えました。東京新聞杯を走った馬は、同じ年の安田記念に延べ69頭が出て1勝(人気どおりなら3.3勝)、3着以内6回(同10.5回)。両方を勝ったのは2019年のインディチャンプだけです。3着以内の少なさは偶然なら5.9%の確率なので、「東京新聞杯組は安田記念で人気ほど走らない」は弱めの傾向にとどまります。

ヴィクトリアマイルには延べ25頭が出て1勝(人気どおりなら2.6勝)、3着以内4回(同7.0回)。勝ったのは2014年のヴィルシーナで、東京新聞杯では11着でした。

過去20回の勝ち馬

年 回 勝ち馬 性齢 人気 騎手 4角 単勝
2007 第57回 スズカフェニックス 牡5 1番人気 武豊 12番手 280円
2008 第58回 ローレルゲレイロ 牡4 6番人気 藤田伸二 2番手 1,020円
2009 第59回 アブソリュート 牡5 5番人気 田中勝春 11番手 1,170円
2010 第60回 レッドスパーダ 牡4 2番人気 横山典弘 2番手 450円
2011 第61回 スマイルジャック 牡6 5番人気 三浦皇成 4番手 1,150円
2012 第62回 ガルボ 牡5 8番人気 石橋脩 3番手 1,680円
2013 第63回 クラレント 牡4 2番人気 岩田康誠 7番手 510円
2014 第64回 ホエールキャプチャ 牝6 8番人気 蛯名正義 10番手 2,060円
2015 第65回 ヴァンセンヌ 牡6 3番人気 福永祐一 7番手 600円
2016 第66回 スマートレイアー 牝6 5番人気 吉田隼人 1番手 960円
2017 第67回 ブラックスピネル 牡4 3番人気 M.デムーロ 1番手 640円
2018 第68回 リスグラシュー 牝4 3番人気 武豊 8番手 550円
2019 第69回 インディチャンプ 牡4 1番人気 福永祐一 6番手 270円
2020 第70回 プリモシーン 牝5 4番人気 M.デムーロ 6番手 780円
2021 第71回 カラテ 牡5 5番人気 菅原明良 5番手 1,160円
2022 第72回 イルーシヴパンサー 牡4 4番人気 田辺裕信 14番手 530円
2023 第73回 ウインカーネリアン 牡6 4番人気 三浦皇成 1番手 950円
2024 第74回 サクラトゥジュール 牡7 7番人気 R.キング 6番手 3,380円
2025 第75回 ウォーターリヒト 牡4 3番人気 菅原明良 13番手 740円
2026 第76回 トロヴァトーレ 牡5 2番人気 C.ルメール 10番手 560円

JRAの重賞レース結果より機械で読み取り。単勝は100円あたりの払戻金。

海外ブックメーカーで日本の重賞は扱われるのか

日本の競馬そのものは扱われています。2026年9月22日に東京からの接続で日本語表示を確認したところ、1xBetの競馬欄には18開催・130レースが並んでいて、そのなかに日本の開催(中山・12レース)が入っていました。BetWinnerは同じ時刻に同じ18開催・同じ130レースを、同じ並びで出していました——この2社は同じ競馬配信を使っています。当日のカードとは別に「競馬アンテポスト」という前売りの欄もあり、この日は74件が立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、東京新聞杯が各社の画面に立つかどうかはレースの週に確認してくださいね。

👉 1xBetのレビュー / 1xBetの公式サイトへ
👉 BetWinnerのレビュー / BetWinnerの公式サイトへ

オッズの仕組みはブックメーカーで競馬に賭ける方法と海外競馬をブックメーカーで楽しむにまとめています。

読むときの注意点

  • 20回は多い数ではありません:1番人気は20頭だけです。1番人気の成績も、あと2〜3回勝てば「ふつう」の範囲に戻ります。
  • 必勝法ではありません:JRAの馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
  • 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。

同じ東京・芝1,600メートルの安田記念・ヴィクトリアマイル・富士ステークス、1月のマイル重賞京都金杯も同じ作り方で数えてあります。GⅠはGⅠのデータ一覧から。

よくある質問

2027年の東京新聞杯はいつですか?

例年1月下旬〜2月中旬に、東京競馬場の芝1,600メートルで行われます(2007〜2026年は1月27日〜2月17日)。2027年は第77回で、日程はまだJRAから発表されていません。

東京新聞杯の1番人気は信頼できますか?

2007〜2026年の20回で1番人気は2勝、3着以内は6回でした(人気どおりなら6.0勝・11.8回)。いちばん多い着順は4着の5回です。ただし20回は少ない数で、偶然の偏りの可能性も残ります。

東京新聞杯は荒れるレースですか?

大穴が来るというより、4〜7番人気がよく勝つレースです。4〜7番人気は9勝(人気どおりなら5.2勝)、8番人気以下は2勝(同2.4勝)。単勝の中央値は760円でした。

東京新聞杯から安田記念を勝った馬はいますか?

2007〜2026年では2019年のインディチャンプだけです。東京新聞杯を走った馬は同じ年の安田記念に延べ69頭が出て1勝(人気どおりなら3.3勝)でした。

2026年の東京新聞杯は誰が勝ちましたか?

2番人気のトロヴァトーレが勝ちました(2月10日(火)・C.ルメール騎手)。2着はラヴァンダ、3着はウォーターリヒトで、単勝は560円でした。

海外ブックメーカーで東京新聞杯に賭けられますか?

業者によります。2026年9月22日に東京からの接続で確認した時点では、1xBetとBetWinnerの競馬欄に日本の開催を含む18開催・130レースが並び、別枠の「競馬アンテポスト」に前売りが74件立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、レースの週に各社の画面で確認してください。利用できるかどうかは居住国・地域の法律によって異なります。

フクちゃん(フクベット編集部)
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