こんにちは、フクちゃんです。中日新聞杯は、中京競馬場の芝2,000メートルで行われる3歳以上のハンデ重賞(GⅢ)です。2026年は12月12日(土)に第62回が行われます(JRAの開催日程より)。このページでは2006〜2025年の20回すべて・延べ341頭を、JRAの重賞レース結果から数えています。

いちばん目を引くのは枠です。20回の勝ち馬のうち、1枠が6頭、4枠が6頭。2つの枠だけで12勝し、残りの6つの枠は合わせて8勝でした。しかも1枠は2020〜2022年に3年続けて、4枠は2023〜2025年に3年続けて勝っています。ただ、これを「中京2,000mは内枠と4枠が有利」と読むのは早すぎます。枠の章で、偶然でも起きる偏りなのかを値段をつけて確かめました。

中日新聞杯の枠別の勝ち数と、人気どおりの勝ち数(2006〜2025年)

中日新聞杯の基本情報

項目 内容
2026年の開催 2026年12月12日(土)(第62回)
競馬場・コース 中京競馬場 芝2,000メートル(2010年・2011年は中京の改修のため小倉で開催)
条件 3歳以上・ハンデ・GⅢ
時期 12月上旬〜中旬(2012〜2016年は3月に4歳以上で開催)
出走頭数 13〜18頭(20回で延べ341頭、18頭立てが12回)
馬場(20回) 良19回・稍重1回
勝ち馬の負担重量 53kg〜58kg
直近の勝ち馬 2025年12月13日(第61回)シェイクユアハート

2026年の開催日はJRAの開催日程(2026年12月)、それ以外はJRAの重賞レース結果より。

開催時期が途中で動いているので、20回を1本のデータとして扱うときは少し注意が要ります。2012〜2016年の5回は3月の開催で、3歳馬は出られませんでした。12月の開催は15回です。ただ、人気どおりの勝ち数と比べると、12月の15回は15勝(人気どおりなら15.0勝)、3月の5回は5勝(同5.0勝)。人気と結果の関係はどちらの時期もほとんど同じでした。

枠:1枠と4枠で12勝、それでも「有利」とは言い切れない

枠 延べ頭数 1着 人気どおりなら 3着以内 人気どおりなら
1枠 37頭 6回 2.01回 10回 6.09回
2枠 38頭 1回 2.79回 4回 8.09回
3枠 40頭 1回 2.41回 5回 6.80回
4枠 40頭 6回 2.99回 13回 8.39回
5枠 40頭 1回 3.61回 8回 9.40回
6枠 39頭 2回 1.57回 5回 5.48回
7枠 52頭 2回 2.40回 10回 8.42回
8枠 55頭 1回 2.21回 5回 7.49回

「人気どおりなら」は、その枠に入った馬たちの単勝人気から計算しています(物差しは2016〜2025年のJRA平地GⅠ238レース・延べ3,957頭の人気別勝率)。

1枠の馬は延べ37頭で6勝。人気どおりなら2.0勝の枠です。1枠だけを取り出して「偶然でここまで勝つ確率」を計算すると0.7%で、かなり珍しく見えます。

ただし、これは1枠を「あとから」選んだ計算です。枠は8つあるので、どれか1つが目立つ確率はもっと高くなります。そこで、各年の出走馬の人気から勝ち馬を200,000回引き直すシミュレーションをしてみました。すると、8つの枠のどれかが20回中6勝以上する確率は25.7%。だいたい4回に1回は、何もなくてもこのくらいの偏りが出る計算です。

4枠も同じ6勝で、人気どおりなら3.0勝。3着以内は13回(同8.4回)と、2着・3着まで含めても多めに来ています。気になる数字ではありますが、勝ち馬は全部で20頭しかいません。フクちゃんとしては「1枠と4枠は気にして見る、でもそれだけで買う理由にはしない」くらいの扱いをおすすめします。中京の芝2,000mはスタンド前の直線の坂の途中からスタートし、最初のコーナーまでが短いコースです。一般には内枠のほうが距離のロスを抑えやすいと言われますが、それが数字に表れているかどうかは、まだ判断できる量ではありません。

人気別の成績:ハンデ戦でも、ほぼ人気どおり

中日新聞杯の人気別の1着・3着以内の回数と、人気どおりの回数(2006〜2025年)

人気 延べ頭数 1着 人気どおりなら 3着以内 人気どおりなら
1番人気 20頭 5回 6.97回 10回 12.44回
2〜3番人気 40頭 7回 6.89回 15回 18.57回
4〜7番人気 80頭 4回 3.95回 18回 17.82回
8番人気以下 201頭 4回 2.19回 17回 11.34回

「人気どおりなら」は2016〜2025年のJRA平地GⅠ238レース・延べ3,957頭で、各人気の馬が勝った(3着以内に入った)割合から計算しています。

1番人気は20回で5勝(人気どおりなら7.0勝)、3着以内は10回(同12.4回)。少し物足りない数字ですが、偶然でこれ以下になる確率は24.9%あり、「1番人気が弱いレース」とまでは言えません。2〜3番人気は7勝(同6.9勝)、4〜7番人気は4勝(同3.9勝)と、ほぼぴったりです。

目立つのは8番人気以下です。延べ201頭で4勝(人気どおりなら2.2勝)、3着以内は17回(同11.3回)。偶然で3着以内がこれ以上になる確率は6.0%です。20回のうち10回で、2着か3着に8番人気以下が入っていました。これが、2着・3着の配当を押し上げています。

配当:単勝は平均的、3連単は1回だけ桁が違う

単勝の中央値は550円で、GⅠ全体の485円と大きくは変わりません。単勝が1,000円を超えたのは5回で、2011年コスモファントム(11番人気・5,510円)、2012年スマートギア(6番人気・1,370円)、2014年マーティンボロ(10番人気・3,070円)、2019年サトノガーネット(8番人気・1,400円)、2021年ショウナンバルディ(8番人気・1,970円)です。

3連単(100円あたり)の中央値は70,915円。このサイトで数えたほかのJRA重賞のうち、16頭以上だった361回の中央値52,380円を上回ったのは20回中12回でした。半々なら偶然でも25.2%の確率で起きる差なので、「フルゲートの重賞としてはふつう〜やや高め」です。最高は2021年の2,368,380円。この年は8番人気のショウナンバルディが勝ち、2着・3着に10番人気と17番人気が入りました。

ハンデ・年齢・位置取り

負担重量 延べ頭数 1着 人気どおりなら 3着以内 人気どおりなら
53kg以下 62頭 2回 1.33回 5回 5.10回
54〜55kg 139頭 8回 8.04回 25回 24.76回
55.5〜56kg 62頭 4回 4.43回 14回 12.91回
56.5kg以上 78頭 6回 6.20回 16回 17.39回

「人気どおりなら」は、その馬たちの単勝人気から計算しています。

斤量の区分ごとの勝ち数は、どこもほぼ人気どおりです。その年のトップハンデ(いちばん重い斤量)の馬は延べ31頭で1勝(人気どおりなら3.3勝)で、勝ったのは2016年サトノノブレス(58kg)。勝ち馬の斤量は53kg〜58kgの間でした。

3歳馬は、出走できる12月の15回で延べ36頭が走り、6勝(人気どおりなら3.8勝)、3着以内14回(同10.6回)。多めではありますが、偶然でこれ以上勝つ確率は16.0%あり、決め手にはなりません。

4コーナーの位置取りでは、10番手以下から6勝(人気どおりなら6.7勝)と勝ち数はふつうなのに、3着以内は14回(同22.4回)と少なめでした。後ろから行く馬は「勝つか、圏外か」になりやすい、という形です。

過去20回の勝ち馬

年 回 勝ち馬 性齢 斤量 人気 枠 4角 単勝 3連単
2006 第42回 トーホウアラン 牡3 55kg 3番人気 1枠 7番手 450円 11,490円
2007 第43回 サンライズマックス 牡3 53kg 1番人気 4枠 10番手 240円 23,300円
2008 第44回 ヤマニンキングリー 牡3 55kg 2番人気 4枠 5番手 560円 335,420円
2009 第45回 アーネストリー 牡4 56kg 1番人気 4枠 3番手 300円 86,370円
2010 第46回 トゥザグローリー 牡3 55kg 1番人気 1枠 2番手 220円 14,000円
2011 第47回 コスモファントム 牡4 57kg 11番人気 6枠 6番手 5,510円 205,710円
2012 第48回 スマートギア 牡7 56kg 6番人気 6枠 7番手 1,370円 54,410円
2013 第49回 サトノアポロ 牡5 55kg 5番人気 7枠 8番手 890円 17,230円
2014 第50回 マーティンボロ 牡5 54kg 10番人気 8枠 11番手 3,070円 141,450円
2015 第51回 ディサイファ 牡6 57kg 5番人気 1枠 7番手 800円 50,580円
2016 第52回 サトノノブレス 牡6 58kg 1番人気 3枠 7番手 560円 251,670円
2017 第53回 メートルダール 牡4 55kg 2番人気 7枠 10番手 540円 23,260円
2018 第54回 ギベオン 牡3 56kg 1番人気 5枠 8番手 370円 264,000円
2019 第55回 サトノガーネット 牝4 53kg 8番人気 2枠 14番手 1,400円 105,620円
2020 第56回 ボッケリーニ 牡4 55kg 2番人気 1枠 7番手 430円 47,130円
2021 第57回 ショウナンバルディ 牡5 55kg 8番人気 1枠 1番手 1,970円 2,368,380円
2022 第58回 キラーアビリティ 牡3 56kg 5番人気 1枠 13番手 760円 151,620円
2023 第59回 ヤマニンサルバム 牡4 57kg 2番人気 4枠 4番手 490円 102,660円
2024 第60回 デシエルト 牡5 58kg 3番人気 4枠 1番手 520円 26,990円
2025 第61回 シェイクユアハート 牡5 56.5kg 3番人気 4枠 11番手 540円 55,460円

JRAの重賞レース結果より機械で読み取り。単勝・3連単は100円あたりの払戻金。2012〜2016年は3月、2010・2011年は小倉で開催。

海外ブックメーカーで日本の重賞は扱われるのか

日本の競馬そのものは扱われています。2026年9月22日に東京からの接続で日本語表示を確認したところ、1xBetの競馬欄には18開催・130レースが並んでいて、そのなかに日本の開催(中山・12レース)が入っていました。BetWinnerは同じ時刻に同じ18開催・同じ130レースを、同じ並びで出していました——この2社は同じ競馬配信を使っています。当日のカードとは別に「競馬アンテポスト」という前売りの欄もあり、この日は74件が立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、中日新聞杯が各社の画面に立つかどうかはレースの週に確認してくださいね。

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読むときの注意点

  • 20回は多い数ではありません:勝ち馬は20頭だけなので、1年ぶん結果が違えば印象は変わります。枠の偏りがその例です。
  • 開催の時期と場所が途中で変わっています:2012〜2016年は3月・4歳以上、2010・2011年は小倉。いまと同じ「12月の中京」は13回です。
  • ハンデは毎年決め直されます:斤量は、その年のメンバーのなかでの評価です。年をまたいで比べるときは人気とセットで見てください。
  • 必勝法ではありません:JRAの馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
  • 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。

同じ芝2,000mの重賞では天皇賞(秋)と中山金杯、12月のハンデ重賞ならターコイズステークスも数えてあります。GⅠはGⅠのデータ一覧から。

よくある質問

2026年の中日新聞杯はいつですか?

2026年12月12日(土)に中京競馬場の芝2,000メートルで第62回が行われます(JRAの開催日程より)。3歳以上のハンデのGⅢです。

中日新聞杯は内枠が有利ですか?

20回の勝ち馬は1枠が6頭、4枠が6頭で、2つの枠で12勝しています。ただし8つの枠のどれかが20回中6勝以上する確率は、出走馬の人気から計算すると25.7%あり、偶然でも起きる程度の偏りです。有利と言い切れる量のデータではありません。

中日新聞杯は荒れますか?

勝ち馬の人気はおおむね人気どおりで、単勝の中央値は550円です。いっぽう8番人気以下の3着以内は17回(人気どおりなら11.3回)と多く、3連単の中央値は70,915円、最高は2021年の2,368,380円でした。

中日新聞杯で1番人気は勝てますか?

20回で5勝(人気どおりなら7.0勝)、3着以内は10回でした。

トップハンデの馬は勝てますか?

その年いちばん重い斤量の馬は延べ31頭で1勝(人気どおりなら3.3勝)でした。勝ち馬の斤量は53kg〜58kgです。

海外ブックメーカーで中日新聞杯に賭けられますか?

業者によります。2026年9月22日に東京からの接続で確認した時点では、1xBetとBetWinnerの競馬欄に日本の開催を含む18開催・130レースが並び、別枠の「競馬アンテポスト」に前売りが74件立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、レースの週に各社の画面で確認してください。利用できるかどうかは居住国・地域の法律によって異なります。

このページの数字はどこから取っていますか?

JRAが公開している重賞レース結果の中日新聞杯2006〜2025年の20ページを機械で読み取り、延べ341頭を集計しました。人気別の基準値はGⅠ238レース・延べ3,957頭(2016〜2025年)、3連単の比較はこのサイトで数えたJRA重賞54レースの2015年以降の結果です。

フクちゃん(フクベット編集部)
編集者・運営者 | 海外ブックメーカー比較・情報

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ベッティングは20歳以上・余剰資金の範囲で楽しみましょう。ギャンブルに関する法律は居住国・地域によって異なります。 | 最終更新:2026年10月2日

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