こんにちは、フクちゃんです。チューリップ賞は、阪神競馬場の芝1,600メートル(外回り)で行われる3歳牝馬のGⅡです。1か月後の桜花賞と同じコースで行われる桜花賞トライアルで、上位3頭に桜花賞の優先出走権が与えられます(2017年まではGⅢ、2018年からGⅡ)。例年3月の上旬に行われ、2027年は第34回です(日程はまだJRAから出ていません)。このページでは2007〜2026年の20回・延べ286頭と、同じ年の桜花賞・オークスの結果をJRAの重賞レース結果から数えました。
数えてわかったのは、桜花賞とのつながりが途中で変わったことです。2007〜2016年の10年は、桜花賞馬10頭のうち8頭がチューリップ賞を走っていました。ところが2017年からの10年は0頭。チューリップ賞を走った馬は桜花賞で延べ43頭・0勝で、人気どおりなら3.4勝あったはずです。

チューリップ賞の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 次回 | 2027年3月(第34回)。日程はJRAの発表待ち |
| 競馬場・コース | 阪神競馬場 芝1,600メートル(外回り)。桜花賞と同じコース |
| 条件 | 3歳牝馬・GⅡ(2017年まではGⅢ)。上位3頭に桜花賞の優先出走権 |
| 時期 | 3月1日〜3月8日(20回の実績) |
| 出走頭数 | 10〜17頭・平均14.3頭(20回で延べ286頭) |
| 馬場(20回) | 良16回・重2回・稍重2回 |
| 直近の勝ち馬 | 2026年3月1日(第33回)タイセイボーグ |
JRAの重賞レース結果より。2021年はメイケイエールとエリザベスタワーの1着同着でした。
桜花賞へのつながり
20年ぶんを通して見ると、チューリップ賞を走った馬は同じ年の桜花賞に延べ88頭が出て8勝(人気どおりなら8.2勝)、3着以内28回(同22.0回)。20年の合計ならほぼ人気どおりです。ただ中身は2つの時代に分かれます。
| 期間 | 桜花賞に出た延べ頭数 | 1着 | 人気どおりなら | 3着以内 | 人気どおりなら |
|---|---|---|---|---|---|
| 2007〜2016年 | 45頭 | 8回 | 4.83回 | 18回 | 12.51回 |
| 2017〜2026年 | 43頭 | 0回 | 3.36回 | 10回 | 9.49回 |
「人気どおりなら」は2016〜2025年のJRA平地GⅠ238レース・延べ3,957頭で、各人気の馬が勝った(3着以内に入った)割合から計算しています。
2016年までにチューリップ賞から出た桜花賞馬は2007年のダイワスカーレット(チューリップ賞2着)・2009年のブエナビスタ(チューリップ賞1着)・2010年のアパパネ(チューリップ賞2着)・2012年のジェンティルドンナ(チューリップ賞4着)・2013年のアユサン(チューリップ賞3着)・2014年のハープスター(チューリップ賞1着)・2015年のレッツゴードンキ(チューリップ賞3着)・2016年のジュエラー(チューリップ賞2着)です。2017年からは、3着以内には10回入っていて(人気どおりなら9.5回)、勝ち負けには加わっているのに勝てていない形です。0勝になる確率は人気から見て2.1%です。ただ、20年を2つに分けたのはデータを見たあとなので、この数字はそのぶん割り引いて読んでくださいね。
2017年からの桜花賞馬10頭を、このサイトで数えているほかのレースと照らし合わせると、5頭が前の年の阪神ジュベナイルフィリーズを走っていました。このページのデータからは、それぞれがチューリップ賞の代わりにどのレースを使ったかまではわかりませんが、桜花賞馬の通り道が変わってきているのは確かです。
| 年 | 桜花賞馬 | 桜花賞の人気 | このサイトで数えているレースでの成績 |
|---|---|---|---|
| 2017 | レーヌミノル | 8番人気 | 阪神JF3着 |
| 2018 | アーモンドアイ | 2番人気 | シンザン記念1着 |
| 2019 | グランアレグリア | 2番人気 | — |
| 2020 | デアリングタクト | 2番人気 | — |
| 2021 | ソダシ | 2番人気 | 阪神JF1着・アルテミスS1着 |
| 2022 | スターズオンアース | 7番人気 | フェアリーS2着 |
| 2023 | リバティアイランド | 1番人気 | 阪神JF1着・アルテミスS2着 |
| 2024 | ステレンボッシュ | 2番人気 | 阪神JF2着 |
| 2025 | エンブロイダリー | 3番人気 | — |
| 2026 | スターアニス | 1番人気 | 阪神JF1着 |
シンザン記念・フェアリーS(同じ年)、阪神JF・アルテミスS・ファンタジーS(前の年)との照合。チューリップ賞は全員走っていません。
オークスへのつながり
オークスでは、チューリップ賞を走った馬が延べ78頭で8勝(人気どおりなら5.5勝)、勝ち馬に限ると延べ14頭で3勝(同2.3勝)。チューリップ賞の勝ち馬からオークス馬になったのは2009年のブエナビスタ・2016年のシンハライト・2017年のソウルスターリングで、2017年が最後です。

チューリップ賞そのものの人気別成績
| 人気 | 延べ頭数 | 1着 | 人気どおりなら | 3着以内 | 人気どおりなら |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 20頭 | 9回 | 6.32回 | 16回 | 12.40回 |
| 2〜3番人気 | 40頭 | 4回 | 6.35回 | 15回 | 17.32回 |
| 4〜7番人気 | 80頭 | 6回 | 5.27回 | 20回 | 19.80回 |
| 8番人気以下 | 146頭 | 2回 | 1.88回 | 9回 | 9.73回 |
「人気どおりなら」は、このサイトで数えたJRAの1,012レースを頭数(10頭以下/11〜13頭/14頭以上)で分け、同じ頭数の帯での人気別の成績から計算しています。2021年の同着は2頭とも1着に数えています。
1番人気は20回で9勝・3着以内16回(人気どおりなら6.3勝・12.4回)とやや強めですが、偶然でも14.7%の確率で起きる範囲です。単勝の中央値は440円、1,000円を超えたのは6回で、最高は2025年のクリノメイ(9番人気・3,930円)でした。
過去20回の勝ち馬
| 年 | 回 | 勝ち馬 | 人気 | 頭数 | 単勝 | 桜花賞 | オークス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2007 | 第14回 | ウオッカ | 1番人気 | 16頭 | 140円 | 2着 | — |
| 2008 | 第15回 | エアパスカル | 5番人気 | 16頭 | 1,380円 | 9着 | 17着 |
| 2009 | 第16回 | ブエナビスタ | 1番人気 | 13頭 | 110円 | 1着 | 1着 |
| 2010 | 第17回 | ショウリュウムーン | 9番人気 | 16頭 | 3,900円 | 4着 | 17着 |
| 2011 | 第18回 | レーヴディソール | 1番人気 | 12頭 | 110円 | — | — |
| 2012 | 第19回 | ハナズゴール | 4番人気 | 14頭 | 3,720円 | — | 7着 |
| 2013 | 第20回 | クロフネサプライズ | 3番人気 | 15頭 | 650円 | 4着 | 12着 |
| 2014 | 第21回 | ハープスター | 1番人気 | 13頭 | 110円 | 1着 | 2着 |
| 2015 | 第22回 | ココロノアイ | 5番人気 | 17頭 | 820円 | 10着 | 7着 |
| 2016 | 第23回 | シンハライト | 2番人気 | 16頭 | 560円 | 2着 | 1着 |
| 2017 | 第24回 | ソウルスターリング | 1番人気 | 12頭 | 150円 | 3着 | 1着 |
| 2018 | 第25回 | ラッキーライラック | 1番人気 | 10頭 | 180円 | 2着 | 3着 |
| 2019 | 第26回 | ダノンファンタジー | 1番人気 | 13頭 | 130円 | 4着 | 5着 |
| 2020 | 第27回 | マルターズディオサ | 4番人気 | 14頭 | 1,530円 | 8着 | 10着 |
| 2021 | 第28回 | メイケイエール(同着) | 1番人気 | 12頭 | 110円 | 18着 | — |
| 2021 | 第28回 | エリザベスタワー(同着) | 3番人気 | 12頭 | 240円 | 13着 | — |
| 2022 | 第29回 | ナミュール | 1番人気 | 15頭 | 220円 | 10着 | 3着 |
| 2023 | 第30回 | モズメイメイ | 7番人気 | 17頭 | 1,620円 | 13着 | — |
| 2024 | 第31回 | スウィープフィート | 5番人気 | 16頭 | 970円 | 4着 | 6着 |
| 2025 | 第32回 | クリノメイ | 9番人気 | 14頭 | 3,930円 | 15着 | — |
| 2026 | 第33回 | タイセイボーグ | 2番人気 | 15頭 | 440円 | — | — |
JRAの重賞レース結果より機械で読み取り。単勝は100円あたりの払戻金。桜花賞・オークスは同じ年の着順(—は出走なし)。
海外ブックメーカーで日本の重賞は扱われるのか
日本の競馬そのものは扱われています。2026年9月22日に東京からの接続で日本語表示を確認したところ、1xBetの競馬欄には18開催・130レースが並んでいて、そのなかに日本の開催(中山・12レース)が入っていました。BetWinnerは同じ時刻に同じ18開催・同じ130レースを、同じ並びで出していました——この2社は同じ競馬配信を使っています。当日のカードとは別に「競馬アンテポスト」という前売りの欄もあり、この日は74件が立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、チューリップ賞が各社の画面に立つかどうかはレースの週に確認してくださいね。
👉 1xBetのレビュー / 1xBetの公式サイトへ
👉 BetWinnerのレビュー / BetWinnerの公式サイトへ
オッズの仕組みはブックメーカーで競馬に賭ける方法と海外競馬をブックメーカーで楽しむにまとめています。
読むときの注意点
- 時代の分け方はデータを見たあとで決めています:2016年と2017年の間で区切ったのは、そこで数字が変わっていたからです。その分、偶然の可能性は上の確率より大きめに見てください。
- 必勝法ではありません:JRAの馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
- 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。
春の牝馬クラシックは桜花賞とオークス、前の年の阪神ジュベナイルフィリーズ、1月のシンザン記念とフェアリーステークスも同じ作り方で数えてあります。
よくある質問
チューリップ賞はいつ行われますか?
例年3月の上旬に、阪神競馬場の芝1,600メートル(外回り)で行われる3歳牝馬のGⅡです。2007〜2026年は3月1日〜3月8日の間に行われました。2027年は第34回です。
チューリップ賞から桜花賞馬は出ていますか?
2007〜2016年の10年では桜花賞馬8頭がチューリップ賞を走っていましたが、2017年からの10年は0頭です。2017年以降、チューリップ賞を走った馬は桜花賞で延べ43頭・0勝でした(人気どおりなら3.4勝)。
チューリップ賞と桜花賞は同じコースですか?
はい、どちらも阪神競馬場の芝1,600メートル(外回り)です。チューリップ賞は桜花賞トライアルで、上位3頭に桜花賞の優先出走権が与えられます。
チューリップ賞の勝ち馬はオークスで走りますか?
2007〜2026年の勝ち馬のうち延べ14頭がオークスに出て3勝(2009年のブエナビスタ・2016年のシンハライト・2017年のソウルスターリング)です。
チューリップ賞は荒れますか?
1番人気は20回で9勝・3着以内16回で、やや堅めです。単勝の中央値は440円、1,000円を超えたのは6回でした。
海外ブックメーカーでチューリップ賞に賭けられますか?
業者によります。2026年9月22日に東京からの接続で確認した時点では、1xBetとBetWinnerの競馬欄に日本の開催を含む18開催・130レースが並び、別枠の「競馬アンテポスト」に前売りが74件立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、レースの週に各社の画面で確認してください。利用できるかどうかは居住国・地域の法律によって異なります。
このページの数字はどこから取っていますか?
JRAが公開している重賞レース結果のチューリップ賞2007〜2026年の20ページを機械で読み取り、延べ286頭を集計しました。桜花賞・オークスとの比較の基準値はGⅠ238レース・延べ3,957頭(2016〜2025年)、チューリップ賞そのものの基準値はこのサイトで数えたJRAの1,012レースを頭数で分けたものです。
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