こんにちは、フクちゃんです。阪神牝馬ステークスは、阪神競馬場の芝1,600メートル(外回り)で行われる4歳以上の牝馬のGⅡ。5月のヴィクトリアマイルへ向かう牝馬が集まる、春のマイル重賞です。2027年は第70回で、4月10日(土)に行われる予定です(JRAの2027年度開催日割より)。

このレースは2015年まで芝1,400メートルで、2016年から1,600メートルになりました。ヴィクトリアマイルと同じ距離になったわけです。そこでこのページでは、1,600メートルになってからの2016〜2026年の11回・延べ142頭を中心に、JRAの重賞レース結果から数えました。1,400メートル時代の9回は、比べるときだけ使います。

数えてみていちばん目立ったのは、ヴィクトリアマイルとのつながりです。1,600メートルになってからの11回で、ヴィクトリアマイルの勝ち馬11頭のうち5頭がこのレースを使っていました(1,400メートル時代は9頭のうち2頭)。しかもその5頭のうち4頭は、ここでは負けていた馬です。

阪神牝馬ステークスの基本情報

項目 内容
次回 2027年4月10日(土)・第70回
競馬場・コース 阪神競馬場 芝1,600メートル(外回り)。2015年までは芝1,400メートル
条件 GⅡ・4歳以上・牝馬
時期 毎年4月(ヴィクトリアマイルの約5週間前)
出走頭数(11回) 10〜16頭(延べ142頭)
馬場(11回) 良9回・稍重1回・重1回
単勝の中央値(11回) 320円
直近の勝ち馬 2026年4月11日(第69回)エンブロイダリー

JRAの重賞レース結果、JRA「2027年度 開催日割」より。

ヴィクトリアマイルへのつながり:勝ち馬11頭のうち5頭

年 ヴィクトリアマイルの勝ち馬 VMでの人気 阪神牝馬Sでは
2016 ストレイトガール 7番人気 9着
2017 アドマイヤリード 6番人気 2着
2018 ジュールポレール 8番人気 5着
2019 ノームコア 5番人気 出走なし
2020 アーモンドアイ 1番人気 出走なし
2021 グランアレグリア 1番人気 出走なし
2022 ソダシ 4番人気 出走なし
2023 ソングライン 4番人気 出走なし
2024 テンハッピーローズ 14番人気 6着
2025 アスコリピチェーノ 1番人気 出走なし
2026 エンブロイダリー 1番人気 1着

JRAの重賞レース結果より(ヴィクトリアマイルは東京・芝1,600メートル、毎年5月)。

ここから出てヴィクトリアマイルを勝った5頭のうち、阪神牝馬ステークスも勝っていたのは2026年のエンブロイダリーだけ。残りの4頭は2016年ストレイトガール(ここで9着)、2017年アドマイヤリード(ここで2着)、2018年ジュールポレール(ここで5着)、2024年テンハッピーローズ(ここで6着)で、ここでの着順はあまり当てになりません。ヴィクトリアマイルでの人気も7番人気、6番人気、8番人気、14番人気、1番人気と、1番人気以外の馬が多く勝っています。2026年はヴィクトリアマイルの1着エンブロイダリー、2着カムニャックがどちらもここからでした。

ただし、これは「ここを使った馬が強い」という話とは少し違います。同じ年のヴィクトリアマイルに出走した延べ189頭のうち76頭(約40%)がこのレースを使っていて、勝ち5回は人気どおりの4.4回とほぼ同じ、3着以内15回も人気どおりの13.1回に近い数字です。ヴィクトリアマイルのいちばん大きな前哨戦なので、勝ち馬も多く出る——そう読むのが素直です。阪神牝馬ステークスの勝ち馬11頭のヴィクトリアマイルでの3着以内は2020年サウンドキアラ(2着)、2024年マスクトディーヴァ(3着)、2026年エンブロイダリー(1着) でした。

人気別の成績:8番人気以下が3着以内10回

阪神牝馬ステークスの人気別の1着・3着以内の回数と、人気どおりの回数(2016〜2026年・芝1,600メートル)

人気 延べ頭数 1着 人気どおりなら 3着以内 人気どおりなら
1番人気 11頭 4回 3.59回 7回 7.06回
2〜3番人気 22頭 2回 3.60回 7回 9.82回
4〜7番人気 44頭 3回 2.89回 9回 11.12回
8番人気以下 65頭 2回 0.86回 10回 4.63回

「人気どおりなら」は、このサイトで数えたJRA重賞1,995レース・延べ30,316頭を頭数(10頭以下/11〜13頭/14頭以上)で分け、人気ごとに勝った(3着以内に入った)割合から、それぞれの馬について計算しています。

1番人気は11回で4勝・3着以内7回で、人気どおり(3.6勝・7.1回)とほぼ同じです。目立つのは8番人気以下で、延べ65頭で3着以内に10回(人気どおりなら4.6回)。勝ったのも2022年のメイショウミモザ(9番人気・単勝6,870円)・2025年のサフィラ(9番人気・単勝2,970円)の2回あります。偶然でここまで多くなる確率は約1.6%ですが、11回だけの数字なので目安として見てください。

4コーナーの位置:3番手以内が6勝

阪神牝馬ステークスの4コーナー通過順位別の1着・3着以内の回数と、人気どおりの回数(2016〜2026年)

4コーナー 延べ頭数 1着 人気どおりなら 3着以内 人気どおりなら
1〜3番手 33頭 6回 2.53回 12回 7.49回
4〜6番手 33頭 3回 2.69回 10回 8.30回
7番手以下 76頭 2回 5.72回 11回 16.84回

JRAの重賞レース結果のコーナー通過順位より。

外回りの1,600メートルで直線は長いのですが、4コーナーを3番手以内で回った馬が延べ33頭で6勝(人気どおりなら2.5勝)。反対に7番手以下は延べ76頭で2勝(同5.7勝)でした。ただし、4コーナーの位置はレースが終わってから分かるものです。前に行けそうな馬を探す手がかりとして読んでください。

1,400メートル時代との違い

1,400メートル(2007〜2015年) 1,600メートル(2016〜2026年)
回数・延べ頭数 9回・142頭 11回・142頭
1番人気 2勝・3着以内4回 4勝・3着以内7回
8番人気以下 2勝・3着以内5回 2勝・3着以内10回
単勝の中央値 980円 320円
単勝1,000円以上 4回 4回
3連単の中央値 61,070円 82,760円
ヴィクトリアマイルの勝ち馬 9頭のうち2頭がここから 11頭のうち5頭がここから

JRAの重賞レース結果より。

1,600メートルになってからは単勝の中央値が320円まで下がり、勝ち馬は上位人気に寄りました。一方で8番人気以下の3着以内は増えていて、3連単の中央値は1,400メートル時代より高くなっています。

2026年の結果:1番人気のエンブロイダリーが勝利

2026年4月11日(土)の第69回は10頭立て・良馬場。1番人気のエンブロイダリー(C.ルメール騎手・57kg)が4コーナー1番手から押し切りました。2着は4番人気のカムニャック、3着は5番人気のルージュソリテール。単勝は280円、3連単は15,310円です。エンブロイダリーはこのあとヴィクトリアマイルも1番人気で勝っています。

1,600メートルになってからの勝ち馬

年 回 勝ち馬 性齢 斤量 人気 騎手 単勝
2016 第59回 スマートレイアー 牝6 54kg 2番人気 M.デムーロ 280円
2017 第60回 ミッキークイーン 牝5 55kg 1番人気 浜中俊 220円
2018 第61回 ミスパンテール 牝4 54kg 4番人気 横山典弘 840円
2019 第62回 ミッキーチャーム 牝4 54kg 4番人気 川田将雅 1,170円
2020 第63回 サウンドキアラ 牝5 54kg 2番人気 松山弘平 320円
2021 第64回 デゼル 牝4 54kg 1番人気 川田将雅 310円
2022 第65回 メイショウミモザ 牝5 54kg 9番人気 鮫島克駿 6,870円
2023 第66回 サウンドビバーチェ 牝4 55kg 6番人気 浜中俊 1,380円
2024 第67回 マスクトディーヴァ 牝4 56kg 1番人気 J.モレイラ 170円
2025 第68回 サフィラ 牝4 55kg 9番人気 松山弘平 2,970円
2026 第69回 エンブロイダリー 牝4 57kg 1番人気 C.ルメール 280円

JRAの重賞レース結果より機械で読み取り。単勝は100円あたりの払戻金。

海外ブックメーカーで日本の重賞は扱われるのか

日本の競馬そのものは扱われています。2026年9月22日に東京からの接続で日本語表示を確認したところ、1xBetの競馬欄には18開催・130レースが並んでいて、そのなかに日本の開催(中山・12レース)が入っていました。BetWinnerは同じ時刻に同じ18開催・同じ130レースを、同じ並びで出していました——この2社は同じ競馬配信を使っています。当日のカードとは別に「競馬アンテポスト」という前売りの欄もあり、この日は74件が立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、阪神牝馬ステークスが各社の画面に立つかどうかはレースの週に確認してくださいね。

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読むときの注意点

  • 11回は多い数ではありません:1,600メートルになってからの数字なので、8番人気以下の成績も4コーナーの位置も、偶然の可能性を消せません。
  • 2015年までとは距離が違います:1,400メートル時代の数字は、比べる表にだけ載せています。
  • 必勝法ではありません:JRAの馬券には控除率が、ブックメーカーのオッズにはマージンが組み込まれていて、長期的には胴元側に利益が残る仕組みです。
  • 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。

このあとのヴィクトリアマイル、3月の牝馬重賞中山牝馬ステークス、秋の牝馬GⅡアイルランドトロフィー、同じ4月の阪神の桜花賞、同じ月のマイル重賞マイラーズカップも同じ作り方で数えてあります。重賞は競馬ベッティングのページから。

よくある質問

2027年の阪神牝馬ステークスはいつですか?

2027年は第70回で、4月10日(土)に阪神競馬場の芝1,600メートル(外回り)で行われる予定です(JRAの2027年度開催日割より)。4歳以上の牝馬のGⅡです。

阪神牝馬ステークスはヴィクトリアマイルにつながりますか?

1,600メートルになった2016年からの11回で、ヴィクトリアマイルの勝ち馬11頭のうち5頭がこのレースを使っていました。そのうち4頭はここでは負けていた馬です。同じ年のヴィクトリアマイルに出た延べ189頭のうち76頭がここからで、勝ち5回は人気どおりの4.4回とほぼ同じです。

阪神牝馬ステークスの1番人気は信頼できますか?

1,600メートルになってからの11回で4勝・3着以内7回でした(人気どおりなら3.6勝・7.1回)。ほぼ人気どおりの成績です。

阪神牝馬ステークスは荒れますか?

勝ち馬は上位人気が多く、単勝の中央値は320円です。ただし8番人気以下が3着以内に10回入っていて(人気どおりなら4.6回)、2022年は9番人気のメイショウミモザ、2025年は9番人気のサフィラが勝っています。

阪神牝馬ステークスの距離はずっと1,600メートルですか?

2015年までは芝1,400メートルで、2016年から芝1,600メートル(外回り)です。このページは1,600メートルになってからの11回を中心に数えています。

2026年の阪神牝馬ステークスは誰が勝ちましたか?

4月11日(土)の第69回は、1番人気のエンブロイダリー(C.ルメール騎手)が勝ちました。2着は4番人気のカムニャック、3着は5番人気のルージュソリテール。単勝は280円、3連単は15,310円でした。

海外ブックメーカーで阪神牝馬ステークスに賭けられますか?

業者によります。2026年9月22日に東京からの接続で確認した時点では、1xBetとBetWinnerの競馬欄に日本の開催を含む18開催・130レースが並び、別枠の「競馬アンテポスト」に前売りが74件立っていました。載る開催は日によって入れ替わるので、レースの週に各社の画面で確認してください。利用できるかどうかは居住国・地域の法律によって異なります。

フクちゃん(フクベット編集部)
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