こんにちは、フクちゃんです。MLBのサイ・ヤング賞(その年のいちばんの投手に贈られる賞)の2026年の受賞者は、現地時間11月11日に発表されます(MLB.comの2026年アワード日程より)。2025年はア・リーグがタリク・スクーバル(タイガース、2年連続)、ナ・リーグがポール・スキーンズ(パイレーツ)でした。
このページでは、MLBの公式データで1956年から2025年までの受賞者130人を数え、どんな数字の投手が選ばれてきたかを確かめました。はっきり変わったのは勝利数の重みです。1956〜2009年に規定投球回に届いた受賞者89人のうち、15勝に届かなかったのは1人だけ。2010〜2025年は32人中11人が15勝未満で、そのかわり32人中29人が防御率でリーグ3位以内でした。
2026年の規定投球回の投手では、ナ・リーグはブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーが防御率1.80・252奪三振でどちらも1位、山本由伸は防御率2.53で3位。ア・リーグはヤンキースのキャム・シュリットラーが防御率1.95で1位です。
2026年のサイ・ヤング賞はいつ発表されるか
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイ・ヤング賞の発表 | 現地時間2026年11月11日、東部時間午後7〜8時(MLBネットワーク) |
| 同じ時間に発表 | 2026年に新しくできた「最優秀救援投手賞」(BBWAA) |
| 同じ週の発表 | 11月9日 新人王、10日 最優秀監督、12日 MVP |
| 選ぶ人 | 全米野球記者協会(BBWAA)の記者30人(各リーグ) |
| 投票の締め切り | ポストシーズンが始まる前 |
| 配点 | 1人5位まで記入。1位7点、2位4点、3位3点、4位2点、5位1点 |
| 2025年の受賞者 | ア・リーグ タリク・スクーバル(タイガース)、ナ・リーグ ポール・スキーンズ(パイレーツ) |
発表日時と新設の賞はMLB.com「When are 2026 MLB awards announced?」(2026年10月22日)、投票の仕組みはBBWAAの投票FAQ、2025年の受賞者はMLB公式データより。1956〜1966年は両リーグで1人、1967年からリーグごとに1人が選ばれています。
投票はポストシーズンの前に締め切られるので、ポストシーズンの投球は評価に入りません。2026年のワールドシリーズ第1戦はミジオロウスキーが勝ち投手になりましたが、票はその前に入っています。
2026年のレギュラーシーズンの数字
規定投球回に届いた投手を、リーグごとに防御率の低い順に5人並べました。「ポストシーズン」は球団が2026年のポストシーズンに出たかどうかです。
ナショナル・リーグ
| 投手 | 球団 | ポストシーズン | 勝敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ジェイコブ・ミジオロウスキー | ブルワーズ | ○ | 16勝5敗 | 1.80 | 174回2/3 | 252 |
| クリス・セール | ブレーブス | ○ | 14勝9敗 | 2.16 | 162回2/3 | 200 |
| 山本由伸 | ドジャース | ○ | 14勝9敗 | 2.53 | 185回 | 182 |
| ヘスス・ルザード | フィリーズ | ○ | 14勝5敗 | 2.86 | 179回2/3 | 221 |
| エドゥアルド・ロドリゲス | ダイヤモンドバックス | — | 16勝7敗 | 2.89 | 189回2/3 | 143 |
ミジオロウスキーは防御率1.80・252奪三振がどちらもリーグ1位で、16勝5敗。最多勝はフィリーズのクリストファー・サンチェスの18勝(防御率2.91)です。山本由伸は防御率2.53・182奪三振・14勝9敗。大谷翔平は投手として14試合に先発して防御率1.79でしたが、投球回が85回2/3で規定(162回)に届いていないため、この表には入りません。
アメリカン・リーグ
| 投手 | 球団 | ポストシーズン | 勝敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| キャム・シュリットラー | ヤンキース | ○ | 14勝6敗 | 1.95 | 193回2/3 | 239 |
| ディラン・シース | ブルージェイズ | — | 11勝6敗 | 2.40 | 169回 | 239 |
| パーカー・メシック | ガーディアンズ | ○ | 12勝9敗 | 2.56 | 186回1/3 | 193 |
| ドリュー・ラスムッセン | レイズ | ○ | 16勝5敗 | 2.67 | 172回 | 174 |
| ソニー・グレイ | レッドソックス | ○ | 18勝5敗 | 2.72 | 169回 | 149 |
シュリットラーは防御率1.95・239奪三振。奪三振の1位はガーディアンズのギャビン・ウィリアムズの248(防御率3.76)で、シュリットラーとブルージェイズのディラン・シースが239で並んでいます。最多勝はレッドソックスのソニー・グレイの18勝です。
MLB公式データ(2026年レギュラーシーズン、規定投球回到達者:ナ・リーグ20人、ア・リーグ23人)より。2026年10月25日に確認。防御率は自責点と投球回から計算し直して一致を確かめています。
勝利数から防御率へ——受賞者の数字はこう変わった
規定投球回に届いた受賞者が、その年のリーグで防御率・勝利数の何位だったかを、時代ごとに数えました。
| 期間 | 規定投球回の受賞者 | 防御率1位 | 防御率3位以内 | 最多勝 | 15勝未満 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1956〜1989年 | 51人 | 16人 | 26人(51%) | 40人(78%) | 1人 |
| 1990〜2009年 | 38人 | 18人 | 28人(74%) | 20人(53%) | 0人 |
| 2010〜2025年 | 32人 | 20人 | 29人(91%) | 18人(56%) | 11人 |
1956〜1989年は受賞者の8割近くが最多勝で、防御率3位以内は半分ほど。2010年以降は逆で、防御率3位以内が9割を超え、最多勝は半分ほどです。2018年のジェイコブ・デグロムは10勝、2025年のスキーンズも10勝で受賞しています。2020年は短縮シーズン(60試合)で、トレバー・バウアーの5勝、シェーン・ビーバーの8勝はその年の数字です。

2026年に当てはめると、ナ・リーグで防御率1位のミジオロウスキーは16勝、最多勝のサンチェスは防御率6位。ア・リーグで防御率1位のシュリットラーは14勝、最多勝のグレイは防御率5位です。
ポストシーズンとの関係
130人のうち77人(59%)の所属球団が、その年のポストシーズンに出ていました。2010年以降は32人中19人で、MVP(2012年以降は28人中21人)ほどチームの成績には寄っていません。2025年のスキーンズのパイレーツ、2018〜2019年のデグロムのメッツも、ポストシーズンには出ていませんでした。
最多受賞と救援投手
最多はロジャー・クレメンスの7回、次がランディ・ジョンソンの5回、グレッグ・マダックスとスティーブ・カールトンが4回。受賞者88人の出生国はアメリカ78人、ドミニカ共和国3人などで、日本人投手の受賞はまだありません。
救援投手の受賞は9人で、最後は2003年のエリック・ガニエ(ドジャース)です。2026年からBBWAAは救援投手だけを対象にした「最優秀救援投手賞」を新しく設け、サイ・ヤング賞と同じ時間に発表します。
ブックメーカーとサイ・ヤング賞
サイ・ヤング賞のような表彰は、ブックメーカーでは試合とは別の「スペシャル」や「長期(アウトライト)」の欄に並ぶことがあります。投票はポストシーズンの前に終わっているので、受け付けを早めに締める業者もあります。マーケットがあるかどうかは業者と時期で変わるので、各社の画面で確認してください。MLBの試合の賭け方はMLBベッティングガイドにまとめています。
読むときの注意点
- 「防御率3位以内から出る」は過去の傾向で、決まりではありません:2010年以降でも3人が4位以下から選ばれています。
- 規定投球回に届かない投手は表に入りません:救援投手や、けがで登板が少なかった投手は数字の比較から外れます。
- 2026年の数字はレギュラーシーズンのものです。投票もレギュラーシーズンだけが対象です。
- 法律は居住国・地域によって違います:日本国内では海外ブックメーカーの利用は賭博罪に当たり得るとされています。必ずご自身の居住国・地域の法律を確認し、年齢制限を守り、余剰資金の範囲で、自己責任で楽しんでください。
翌日11月12日に発表されるMVPはMLB MVPのページで、1931年からの191人を同じ作り方で数えています。
よくある質問
2026年のサイ・ヤング賞はいつ発表されますか?
現地時間2026年11月11日、東部時間午後7〜8時にMLBネットワークで発表されます(MLB.comの2026年アワード日程より)。新設の最優秀救援投手賞も同じ時間です。
サイ・ヤング賞は誰が選びますか?
全米野球記者協会(BBWAA)の記者が、各リーグ30人ずつ投票します。投票はポストシーズンが始まる前に締め切られ、1人5位まで記入して1位7点・2位4点・3位3点・4位2点・5位1点で集計されます。
サイ・ヤング賞は勝利数で決まりますか?
以前ほどではありません。1956〜2009年に規定投球回に届いた受賞者89人で15勝未満は1人でしたが、2010〜2025年は32人中11人です。2010年以降の受賞者は32人中29人が防御率でリーグ3位以内でした。
日本人投手はサイ・ヤング賞を取ったことがありますか?
ありません。1956〜2025年の受賞者88人の出生国はアメリカ78人、ドミニカ共和国3人、カナダ・ベネズエラ各2人、キューバ・プエルトリコ・メキシコ各1人です。
2026年の山本由伸の成績は?
規定投球回に届いたナ・リーグの投手20人の中で、防御率2.53は3位でした。14勝9敗、185回で182奪三振です。防御率1位はブルワーズのミジオロウスキー(1.80)でした。
サイ・ヤング賞を最も多く取った投手は?
ロジャー・クレメンスの7回です。ランディ・ジョンソンが5回、グレッグ・マダックスとスティーブ・カールトンが4回で続きます。
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ベッティングは20歳以上・余剰資金の範囲で楽しみましょう。ギャンブルに関する法律は居住国・地域によって異なります。 | 最終更新:2026年10月25日











