
ブックメーカーの賭け方とは?
ブックメーカーの「賭け方」とは、どの結果に、どんな形式でお金を賭けるかという選択肢のことです。勝敗を当てるだけがベットではありません。得点数、点差、両チームが得点するかどうか、シーズンの優勝者など、対象は多彩で、それぞれに配当(オッズ)の付き方や的中条件が異なります。この記事では代表的なベットの種類を、仕組みと小さな例つきで整理します。オッズそのものの読み方はオッズの見方ガイドを、そもそもブックメーカーとは何かはブックメーカーとはをあわせてご覧ください。
本記事は情報提供を目的とした解説です。「必ず勝てる賭け方」は存在しません。ご利用の可否や法的な扱いはお住まいの国・地域の法律によって異なります。20歳以上を対象とし、無理のない資金管理を前提にお読みください。
最終更新:2026年7月
この記事の内容
- シングルベット(単勝・単発)
- マルチ/アキュムレーター(連勝)
- システムベット
- ハンディキャップ(アジアン・ヨーロピアン)
- オーバー/アンダー(トータル)
- 両チーム得点(BTTS)
- コレクトスコア(正確なスコア)
- ハーフタイム/フルタイム
- アウトライト(優勝・先物)
- プロップ(特殊)ベット
- ライブ(インプレー)ベット
- 賭け方の選び方・初心者向けの順序
- 賭け方の幅が広いおすすめブックメーカー
- よくある質問
シングルベット(単勝・単発)
ひとつの結果だけに賭ける、もっとも基本的な賭け方です。的中すれば「賭け金 × オッズ」が払い戻し(元金を含む)となり、外れれば賭け金を失います。結果がひとつなので判定がわかりやすく、リスクとリターンが見通しやすいのが特徴です。
例:チームAの勝利にオッズ2.00で1,000円を賭ける。Aが勝てば払い戻しは2,000円(利益1,000円)、勝てなければ0円。初心者はまずこのシングルから慣れるのが安全です。
マルチ/アキュムレーター(連勝)
複数の選択(脚=レッグ)を1枚のベットにまとめる賭け方で、「アキュムレーター」「パーレイ」「マルチベット」などと呼ばれます。各選択のオッズを掛け合わせるため、全部的中すれば高配当になります。ただし条件は厳しく、ひとつでも外れるとベット全体が不成立(外れ)になります。
例:3試合それぞれオッズ1.50・2.00・1.80を1枚にまとめると、合成オッズは 1.50×2.00×1.80=5.40。1,000円が全的中で5,400円に。ただし1試合でも外せば払い戻しは0円です。夢はありますが、選択が増えるほど的中率は下がる点を理解して使いましょう。
システムベット
複数の選択を組み合わせつつ、全部当たらなくても一部が成立すれば払い戻しがある賭け方です。選んだ試合から「そのうち何個当たれば良いか」の組み合わせを自動で作ります。代表例が3選択の「トリクシー(Trixie)」で、3つのダブル+1つのトレブル、計4本の小さなベットに分割されます。
例:A・B・Cの3選択でシステムを組むと、A×B、A×C、B×C(ダブル3本)とA×B×C(トレブル1本)に分かれます。仮にCだけ外れても、A×Bのダブルは成立して払い戻しが発生します。アキュムレーターより保険が効く一方、本数分だけ総賭け金は増えます(4本なら1本あたり×4)。
ハンディキャップ(アジアン・ヨーロピアン)
実力差のある対戦で、あらかじめ一方に点差の「ハンデ」を与えて公平にする賭け方です。強いチームには不利なハンデ(マイナス)、弱いチームには有利なハンデ(プラス)が付きます。
ヨーロピアン・ハンディキャップは「勝ち・負け・引き分け」の3択が残る整数ハンデです。アジアン・ハンディキャップは0.5刻みなどで引き分けを排除し、2択に近づけます(0や0.25といった刻みでは、条件次第で賭け金の一部が返還されることもあります)。
例(-1.5):強豪チームに「-1.5」のハンデ。実際の得点から1.5点引いて判定するので、この賭けが的中するには2点差以上での勝利が必要です。2-0や3-1なら的中、1-0の辛勝や引き分け・負けは不的中となります。
0.25刻みのハンデ(-0.25/+0.75 など)の判定と、実際の金額での計算例はハンディキャップ完全ガイドで早見表つきに解説しています。
オーバー/アンダー(トータル)
どちらが勝つかではなく、試合全体の合計得点が設定ラインを上回るか(オーバー)下回るか(アンダー)に賭けます。サッカーなら「2.5」がよく使われる基準です。0.5刻みなので引き分け判定は起きません。
例:合計得点「オーバー2.5」に賭ける。試合が2-1(合計3点)や3-1(合計4点)なら3点以上でオーバー的中。1-1(合計2点)や1-0ならアンダーとなり不的中。どちらが勝つかを当てなくてよいので、拮抗した好カードでも使いやすい賭け方です。
両チーム得点(BTTS)
「Both Teams To Score」の略で、両方のチームが1点以上取るかどうかだけに賭けます。勝敗も点差も問いません。「Yes(両者得点する)」か「No(少なくとも一方は無得点)」の2択です。
例:BTTS「Yes」に賭けた場合、2-1・1-1・3-2など両者が得点した試合はすべて的中。逆に1-0・2-0・0-0のように片方でも無得点なら不的中です。攻撃的な両チームの対戦で好まれます。
コレクトスコア(正確なスコア)
試合の最終スコアをピンポイントで当てる賭け方です。2-1、1-0、0-0など特定のスコアを指定します。的中は難しい分、オッズは高くなります。
例:「2-1」を指定。結果がちょうど2-1なら高配当で的中。2-0や3-1など、点数がひとつでも違えば不的中です。ピンポイントで難易度が高いため、少額で楽しむ人が多い賭け方です。
ハーフタイム/フルタイム
前半終了時(ハーフタイム)と試合終了時(フルタイム)の両方の結果の組み合わせを当てる賭け方です。「前半A勝ち/最終A勝ち」「前半引き分け/最終A勝ち」など、9通り前後の組み合わせから選びます。
例:「HT引き分け/FTチームA勝ち」を選択。前半0-0で折り返し、後半にAが決めて1-0で終了、という展開なら的中。前半からAがリードしていた場合は同じ勝者でも組み合わせが違い、不的中になります。逆転展開などを読む面白さがあります。
アウトライト(優勝・先物)
1試合ではなく、大会・シーズン全体の結果に賭ける長期の賭け方です。「リーグ優勝チーム」「得点王」「昇格・降格」などが対象で、「先物(フューチャー)」とも呼ばれます。シーズン前や序盤ほど高オッズが付きやすい傾向があります。
例:開幕前にチームXのリーグ優勝へオッズ5.00で賭ける。シーズン終了時にXが優勝すれば的中。ベットは大会が決着するまで数か月保有されるのが一般的です。長く楽しめる反面、資金が長期間拘束される点に注意しましょう。
プロップ(特殊)ベット
勝敗と直接関係のない、試合中の個別イベントに賭ける種類です。「最初に得点する選手」「コーナーキックの総数」「カードの枚数」「特定選手がゴールを決めるか」など幅広く、試合ごとに用意される項目が変わります。
例:「選手Yがいつでも得点する(Anytime Goalscorer)」に賭ける。Yが試合中どこかで1点でも決めれば的中、無得点なら不的中です。データや選手の調子を読み込むのが好きな人に向いた、遊びの幅が広い賭け方です。
ライブ(インプレー)ベット
試合が始まってから、展開を見ながらリアルタイムで賭ける方法です。オッズは試合状況に応じて刻々と変動し、「次の得点」「残り時間の勝者」など試合前にはない項目も現れます。
ライブベットと相性が良いのがキャッシュアウトです。試合の途中でベットを早期決済し、確定前に利益を確保したり損失を抑えたりできます。仕組みはキャッシュアウトの解説で詳しく説明しています。テンポが速く判断を迫られるため、慣れてから少額で試すのがおすすめです。
映像とオッズの遅延、クリックした価格で約定しない理由、マーケットが一時停止(サスペンド)される場面など、ライブ特有の仕組みはライブベッティング完全ガイドにまとめています。
賭け方の選び方・初心者向けの順序
種類が多くて迷ったら、次の順序で少しずつ広げるのがおすすめです。
- まずシングルベットで、オッズと払い戻しの感覚をつかむ。
- 慣れたらオーバー/アンダーやBTTSなど、勝敗以外の2択に挑戦する。
- 試合の力関係が読めてきたらハンディキャップを試す。
- 高配当を狙いたくなったらマルチ/システムへ。ただし選択が増えるほど的中率は下がると理解して、少額で。
- 試合を見ながら楽しむならライブベット+キャッシュアウト。
どの賭け方でも共通する大前提として、「必勝法」は存在しません。オッズには運営側のマージンが含まれており、長期的に確実な利益を保証する方法はありません。あらかじめ使う金額の上限を決め、失っても生活に影響しない範囲で楽しむ資金管理を徹底してください。用語がわからないときは用語集が役立ちます。サッカーで具体的にどう賭けるかはサッカーベッティングガイドもあわせてどうぞ。
なお、ブックメーカーの利用可否や法的な扱いはお住まいの国・地域の法律によって異なります。ご自身の居住地のルールを必ず確認し、20歳以上の方が自己責任の範囲でご利用ください。
賭け方の幅が広いおすすめブックメーカー
bet365
マーケット数が非常に多く、ハンディキャップやプロップ、ライブベットまで幅広い賭け方をカバーしています。ライブ配信やキャッシュアウトも充実しており、いろいろな種類を試したい人に向いています。
1xBet
取り扱う競技とマーケットの幅が広く、マルチやシステム、細かなプロップベットまで選択肢が豊富です。ニッチな賭け方まで一通り試してみたい人に選ばれています。
他の候補はブックメーカーのレビュー一覧で比較できます。
よくある質問
初心者はどの賭け方から始めればいいですか?
ひとつの結果だけに賭けるシングルベットからをおすすめします。判定がわかりやすく、オッズと払い戻しの関係を体感しやすいためです。慣れてからオーバー/アンダーやハンディキャップなどに広げると無理がありません。
マルチ(アキュムレーター)とシステムベットの違いは何ですか?
マルチは複数の選択を1枚にまとめ、全部的中で高配当になりますが、ひとつでも外れるとベット全体が不成立です。システムベットは組み合わせを分割するため、一部が外れても当たった組み合わせぶんの払い戻しが残ります。そのぶんシステムは総賭け金が増えます。
ハンディキャップの「-1.5」はどういう意味ですか?
そのチームの得点から1.5点を引いて判定するという意味です。この賭けが的中するには2点差以上での勝利が必要で、たとえば2-0や3-1なら的中、1-0の辛勝や引き分け・敗戦では不的中になります。
必ず勝てる賭け方はありますか?
ありません。オッズには運営側のマージンが含まれており、長期的に確実な利益を保証する方法は存在しません。使う金額の上限を決め、失っても困らない範囲で楽しむ資金管理が前提です。
賭け方の種類によって配当は変わりますか?
変わります。一般に的中しやすい賭け方ほどオッズは低く、コレクトスコアのように難しい賭け方ほどオッズは高くなります。マルチは各選択のオッズを掛け合わせるため配当が大きくなりますが、その分だけ全的中の難易度も上がります。
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